少し前に日本の友だちが豆のスープの作り方を教えて欲しい、と言ってきました。
スウェーデンの典型的な家庭料理で、毎週木曜日に食べる習慣があります。
豚肉が入っていて、昔はご馳走だったようです。
なぜ木曜日かというと、肉が入ったご馳走を断食の金曜日(昔、カトリックだった頃からの習慣)の前に食べたのだそうです。
この前の記事にも書いたように、私は豚肉が食べたくないので作りませんが、Oさん、お約束です。どうぞ。
北欧からコンニチワ-豆のスープ豆スープ

材料 4人分
えんどう豆(乾燥したもの) 500グラム
(ひよこ豆でも出来ると思います)
水 1,7リットル
豚肉(塩漬け) 250グラム
(なければ豚肉とベーコンを混ぜても大丈夫かも)
玉葱 1個
タイム(乾燥) 大匙2
月桂樹の葉(乾燥) 1枚
スープの素
塩 適量

作り方
1.
前の日に豆を水に付け一晩浸す

2.
玉葱は皮をむいて輪切りに。
豆は水を捨てて、鍋に入れ、水と玉葱、豚肉、スープの素、月桂樹、タイムを加えて火にかける。

3.
1-1,5時間煮る。
豆が柔らかくなったら、肉を引き上げ小さく切って、戻す。
必要なら、塩で味を整える。

4.
洋辛子とパンをそえて食べる。

豆スープの日は、パンケーキがデザートです。
北欧からコンニチワ-パンケーキ1
ご覧のように、クレープの田舎版。

北欧からコンニチワ-パンケーキ2
クリームとリンゴンジャムで食べます。
スウェーデンの坊やたちの大好きな料理です。
長い兵役(10ヶ月から1年ぐらい)から解放されて家路につく若者に、家で第一になにがしたい?と聞いたら
「ママのパンケーキがたべたい!」ですとさ。

豆スープについては面白い話があるので、また明日。