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K君が来て、スヴェンのメールを整理してくれました。
毎日、何百というメールが押し寄せて来て、大変なことになっています。
まあ、自業自得なんだけど。
それから二人でお見舞いに行きました。
スヴェンのサイドテーブルに雑誌「SPRÅK=ことば」というのが置いてあって、K君が興味を示し、「言語」好きのスヴェンと盛り上がっていました。
(その雑誌の表紙の写真を載せようと思ったのですが、どうしてもコピーが取れません。
内容に興味があっての話題を載せるつもりで、雑誌としては宣伝になるのにーーまあ、日本語の小さなブログに載っても、何の利益はないですが…
↓雑誌「SPRÅK(ことば)」ーー興味があったら開けてみて下さい。
https://bilder.tidningskungen.se/upl/normal500/sprakt
記事の一つに「スウェーデン語の中で一番汚い言葉」っていうのがあって、私も読んでみたいと思いました。
まあ、スヴェンが読み終わったら貸してもらいます。
昔、こういう言葉の中に「お前のカーチャンXXX」ってのがあって、どうもこちらではおかあさんを罵られるのが一番の侮辱らしいと解りました。
日本でもそんな罵り方があるのかなあ。
とにかく、ちょっと面白そう。
あたふたしていて、ブログ書く暇がありませんでした。
6月20日。
スヴェンのお見舞い。タクシーで行こうと思っていたのですが、お隣さんが運転してくれて、自分の車で行きました。
お隣さん、いつもニコニコ。とっても親切。
スヴェンもまあ。元気そうでした。
寒い、と言っているので、この次は厚手の上着を持って行きます。
6月22日
スヴェンのお見舞いに行きました。
今日は右手も大分いいので、自分で運転して、一人で行きました。
着替えなど必要かなと思い、持って行きました。
でも、厚手の上着以外は、受け取ってもらえませんでした。
全て、病院のものを着るんだそうです。
そう言えば、私が入院した時もそうだった。
まあ、なんとか元気そうにしていました。
いつでも携帯で直接、連絡ができます。
でも、最近とみに耳が聞こえなくなってしまい、私が電話しても、シグナルが聞こえないらしいです(補聴器を付けているのに)。
夜、自分の方から電話してきました。
やっぱり寂しいらしいです。
それで、ちょっとショックなことがありました。
スヴェン「今、ウッシャにいるんだけど、君はどこにいるの?」
ウッシャは彼の故郷、ダーラナです。
ここから500キロ北にあります。
えっ、何言ってるの。
頭が大分混乱してるみたいです。
耄碌って、こんな風に始まるのかなあ。
なんかうすら寒い。
明日は、友達のK君が来て、先ずはスヴェンのコンピュータの様子を見て、その後、二人でお見舞いに行きます。
スヴェン、喜ぶだろうな。
16日(日曜日)スヴェンの調子が悪いです。
最近、急に歳を取り、歩くのもままなりません。
2年前にスクーターで転倒し、左足を折りました。
それはもう治っているんですが、今度は右足が痛い、と。
何しろ日曜日。スウェーデンでは、休日に病気になってはいけません。
どこも、全て閉まっています。
1日様子を見て、17日(月曜日)。
見ると、熱を持っているし、腫れています。
心配なので、1177という番号に電話しました。
ここは1年中24時間開いていて、看護婦さんと話ができます。
凄く丁寧に病状を聞いてくれて、これから医者をそちらに行かせます。
と、話して、受話器を置くかおかないうちに、お医者さんが二人来てくれて、診察。
そこで、「救急車を回します。病院に行く用意をしておいてください」と言って、サッサと返る用意をして、玄関を出るか出ないうちに、救急車が来ました。
ビックリするような、手回しの良さ!
この写真は、お向かいさんが撮っていました。
スヴェンが座っている車椅子は、階段でもへっちゃらで降りて行きました。
私も腰が痛くて、一緒について行けません。
そうしたら、後から電話がかかってきて、病状を説明してくれました。
血栓。
肺に二つと右足に一つ見つかったそうで、少なくとも2‐3日は入院だそうです。
そうこうしているうちに今日は6月20日。
スヴェン、未だ病院です。
今日は服などを持って、差し入れに行きます、タクシーで。
では、また。
みなさん、
大変ご無沙汰しておりました。
何と3月11日以来3か月ぶりに、ここに戻ってまいりました。
今まで何をしていたかというと、3月は腰痛でお医者さんに行ったり、病院に行ったりしておりまいた。
その間、ちょっと鬱々としていたので、なかなかブログを書くような気持になりませんでした。
半月もお休みすると、益々腰が重くなり、とうとう3か月以上もブランクにしてしまいました。
まあ、その間、色々あったんですけど、それは飛び越して、今日から気を取り直して、ボチボチと続けていこうと思います。
6月12日、リーサのワクチンを打つことになっていました。
彼女にとってはいつも、物凄く大っ嫌いなことです。
地下に逃げないように、階段のところのドアを閉め(この時は、彼女は未だ何も知らずに、ベッドの上でグーグー寝ていました)、それでゲストルームのベッドの上に、猫運搬用のバスケット(これ、固有名詞があるんですよね。何ていうのかしら)の入り口を開けて置いておき、いい気持ちで寝ているリーサの首根っこを捕まえて(こうすると、猫は手も足も出ないのです)、ゲストルームに連れていきました。
そこまでは、彼女ものんびりされるがままになっていたのですが、いざ猫バスケットを見ると、物凄く暴れ出し、いきなり、私の右手首に噛みつきました。
こんな事、今まで一度もなかったのに。
血を流しながら、猫を入れ物に入れて、ひどく滴る血を包帯で何とか止め、でもその時は獣医さんとの予約時間が迫っていたので、そちらを先行させて、注射を打ち、帰ってきました。
獣医さんには、私の手首に関しては、直ぐに病院に行くように言われました。
猫を家に連れて帰ってから、私も病院に行って、治療をしてもらいました。
ところが、夜中になって、手の甲が晴れだし、痛くなりました。
ご存じと思いますが、猫の口の中には、人間にとって悪質なバイ菌が一杯なんだそうです。
これはただ事じゃない。病院でも、悪化したらすぐ連絡しなさいと言われていたので、夜中の3時ごろに、救急で病院に連れていかれました。
ここのシステムは、電話番号1177というのがあって、そこで医療に関して、24時間体制で、何でも質問を受けてくれます。
先ず、そこに電話して、どこに行ったらいいのか聞きました。
家からは総合病院が二つあり、そのどちらかに救急に行きなさいとのこと。
1177がタクシーを呼んでくれて、病人の運搬ということで、125クローナで運んでくれました。
手続き(といっても、窓口で、パーソナル・ナンバーと身分証明書(私の場合は運転免許証)を見せるだけ。
直ぐに診察室に通されました。
後で、看護婦さんに、「貴女はラッキーだった。いつもは真夜中でも患者がどんどん運ばれてきて、大騒ぎなんですよ。今日は気持ちが悪いぐらい静かです」と言われました。
急病の人もいるでしょうけど、酒場で大騒ぎして、喧嘩になった、なんてのもあるらしい。
空もうっすらと明るくなり始めた5時ごろ、帰宅。
さすがにスヴェンは心配そうに起きていましたが、事件張本人のリーサは、何事もなかったように、ベッドの上でグースカ。
まあ、めでたしめでたし、でした。
ところが、昨日スヴェンが入院しました。
これについては、明日書きます。
今日はここまでで、アップします。