【軽めのダンベルでも上腕三頭筋に効かせる】 | 糸井トレーナーの主にボディビルなブログ

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ボディビルなどのコンテストへ向けてのトレーニング内容や減量メニューなどを公開しています。また普段の活動内容の日記です。

皆さん、こんにちは。
高田馬場でパーソナルトレーナーをして
おります糸井克徳です。


「腕を太くするのに上腕三頭筋を
鍛えるには、常に高重量でトレー
ニングをした方が良いですか」



といった相談を受けました。



トレーニングを行っていると、つい
重量を追及しがちになってしまう
こともあるかと思います。



実際、バルクアップを図るなら重量を
伸ばしていくことも重要です。




しかし時には、コンディションが悪く
高重量を扱えないといったケースも
あるのではないでしょうか?



そういった時は無理に重量を重たく
するのではなく、軽くても効かせる
やり方に変更した方が良いでしょう。


例えば上腕三頭筋のケースでいえば、


・ナローベンチプレス
・ケーブルプレスダウン
・ウェイトディップス


など重量を追及できるエクササイズ
が豊富にあります。


これらを行わなくても、軽めのダン
ベルで効かせられるエクササイズが
あります。



それがダンベルキックバックです

 


スタートポジション


トップポジション




このエクササイズ、いまいち人気が
ないのかジムで行っている人を殆ど
見かけません(^^;)


しかし軽めのダンベルで行っても
上腕三頭筋に効かせることは可能
です。



ポイントはトップポジションの時の
ダンベルの向きにあります。



このようにダンベルが下を向いている
状態だと、そこまで刺激が強くあり
ませんが…




ダンベルの向きをこのように水平
の位置にするだけで、グッと強度
がアップします



いわゆる「てこの原理」を利用して、
負荷となる地点がわずか数㎝遠くに
なるだけでも、同じエクササイズ
とは思えないほど、強度に大きな
違いが出てくるのです



私自身がダンベルキックバックを
行う時は、やはりダンベルの向き
を一番意識しています。



そうすれば、5~7㎏くらいの軽め
のダンベルでも充分に効いてくる
からです。



こういった軽い負荷では、退屈に
感じやすくなることもあるかもしれ
ませんが、少し工夫すると見方が
変わってくることもあります。



もし、食わず嫌いでダンベルキック
バックを避けていたのならば、是非
このやり方を試してみて下さいね~