【プレス時に呼吸を止めても大丈夫??】 | 糸井トレーナーの主にボディビルなブログ

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ボディビルなどのコンテストへ向けてのトレーニング内容や減量メニューなどを公開しています。また普段の活動内容の日記です。

皆さん、こんにちは。
高田馬場でパーソナルトレーナーをして
おります糸井克徳です。



「押している時に呼吸が分からなく
なってしまいますが、どうしたら
良いですか」

 



といった相談を受けました。

 



運動初心者ならこういったことで
考えてしまうことあるでしょう。

 



実際のところ、慣れないうちはどこで
息を吸って吐いてなんて考えていら
れませんからね。。。



さてトレーニング時の呼吸ですが、
難しく考えることはありません。



力を入れる時、呼吸を吸いながらだと
思うように力が入らないはずです。



逆に息を吐きながらの方が自然な
感じになるので、そのようにした
方が良いでしょう。



そこで息を吐くのかそれとも止めた
ままの方が良いのか?ということも
併せて疑問になるかと思います。



ここは少し難しいところで、原則的
には息を吐いてもらいたいところ
ですが、高重量では一旦呼吸を
止めた方が力が入ったりします。



これをバルサルバ法といって、血流
を一時的に制限して一気に開放すると
力が入るというやり方があります。



ですから、高重量を扱っている時は
例外的に一旦呼吸が止まってもOK
ですが、それ以外ではなるべく息を
吐きながらやった方が得策です。



それにこのバルサルバ法は、血圧も
一時的にとはいえ急上昇してしまう
ので、血圧が高めの方は避けた方が
良いでしょう。



以上のことから、基本的には力を
入れる局面では呼吸を吐きながら
行い、高重量の場合は一時的に

止まってしまっても仕方ないです。

 



いくら筋トレが無酸素運動とはいえ、
呼吸を止めながらではさすがに無理
があるので、自然と呼吸をしながら
やってみて下さいね~

 



<参考文献>
NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識