【筋トレによって汗の出る具合が違うのはなぜ】 | 糸井トレーナーの主にボディビルなブログ

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ボディビルなどのコンテストへ向けてのトレーニング内容や減量メニューなどを公開しています。また普段の活動内容の日記です。


 

皆さん、こんにちは。
高田馬場でパーソナルトレーナーをして
おります糸井克徳です。

 

 

 

「筋トレをしていると、汗の出やすい
時とそうでない時の差があるのですが、
どういった違いでしょうか」

 

 

 

といった相談を受けました。

 

 

 

トレーニングをしていると汗をかいて
くると思いますが、その時によって
汗の量に差があったりしますよね。

 

 

 

これにはトレーニングの強度が関わっ
てくるのは大前提になりますが、その
他の条件となると、それは筋肉の部位
によります。

 

 

 

やっていて汗の出やすい筋肉となると
やはり下半身の筋肉です。大殿筋や
ハムストリングスは面積としても
大きいですし、力も強いです。

 

 

 

 

ですから自然と強度も上がることから
呼吸も荒くなりますし、汗も出やすく
なってきます。

 

 

 

それに対して上腕の筋肉は、面積も
小さいですし、力も下半身に比べて
弱くなります。

 

 

 

ですからスクワットやランジなどに
比べて、アームカールやプレスダウン
などの種目は汗が出にくく感じます。

 

 

 

 

そういったこともあり、少し悲観して
しまうかもしれませんが、ここはトレ
ーニングの原則を利用すると、その点
をカバーすることができます。

 

 

 

トレーニングの原則で、大筋群から
小筋群に移行するやり方が推奨されて
います。

 

 

 

例えば胸の日であれば、ベンチプレス
やフライなどの後、上腕三頭筋のエク
ササイズである、フレンチプレスなど
に移行することです。

 

 

 

大筋群(ここでは胸)を行っている
ことから、既に筋温は上昇してある
ので、上腕のエクササイズでも充分
汗が出やすくなっているのです。

 

 

 

 

このやり方は自然と、胸と三頭筋や
背中と二頭筋のように組み合わせて
いる方も多いかと思います。

 

 

 

このように工夫をすると、汗の出に
くい筋肉でも、そうではなくなる
のです。

 

 

 

もちろん最初に説明した通り、トレー
ニングの強度が重要になってくるので、
汗が出にくいと感じたら、強度や部位
などを考えてやってみて下さいね~

 

 


参考文献
NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識