今回は
「ワイドグリップ・ラットプルダウン」
です。
これは広背筋や大円筋などを刺激していく
エクササイズです。作用は以下の通りです。
広背筋
・肩関節の内転(肘を内側に寄せる)
・肩関節の内旋(腕を親指側に巻く)
・肩関節の伸展(腕を後ろに引く)
大円筋
・肩関節の伸展(腕を後ろに引く)
・肩関節の内転(肘を内側に寄せる)
・肩関節の内旋(腕を親指側に巻く)
僧帽筋(下部線維)
・肩甲骨の内転(肩を後方に寄せる)
・肩甲骨の下制(肩を下に降ろす)
・肩甲骨の下方回旋(バンザイから下げる)
ラットプルダウンのグリップの端を握る
ことによって、広背筋の外側部にストレ
ッチがかかります。
そうすることによって、肩関節の内転を
強くしないとうまく引けない訳ですから、
自然と広背筋や大円筋に対する刺激が
強くなります。
ですから、背中の幅を広げたい時などに
推奨できます。
↓グリップの端の方を握ります
↓脇の下周辺にストレッチを感じます
↓肘を内側に畳むように引きます
↓肩甲骨の回旋も意識しましょう
幅はミドルスタンスで行うよりも力が
伝わりにくいので、重量はあまり重たく
し過ぎない方が良いです。
また握りにくく感じることもあると思い
ますので、ストラップやパワーグリップ
などをうまく活用すると良いでしょう。
ただ回数だけをこなすというよりも、
肩甲骨の動きがどうなっているのかを
意識しながら行うとより効果的です。
エクササイズ後に脇の下辺りにバーンを
感じることができたら、きちんと効いて
いる可能性が高いです。
是非、チャレンジしてみて下さいね~