【様々なグリップで背中を鍛える②】 | 糸井トレーナーの主にボディビルなブログ

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ボディビルなどのコンテストへ向けてのトレーニング内容や減量メニューなどを公開しています。また普段の活動内容の日記です。


 

今回は


「ワイドグリップ・ラットプルダウン」


です。

 

 

 

これは広背筋や大円筋などを刺激していく
エクササイズです。作用は以下の通りです。

 

 

 

広背筋


肩関節の内転(肘を内側に寄せる)
・肩関節の内旋(腕を親指側に巻く)
・肩関節の伸展(腕を後ろに引く)

 

 

 

大円筋


・肩関節の伸展(腕を後ろに引く)
肩関節の内転(肘を内側に寄せる)
・肩関節の内旋(腕を親指側に巻く)

 

 

 

僧帽筋(下部線維)


・肩甲骨の内転(肩を後方に寄せる)
・肩甲骨の下制(肩を下に降ろす)
肩甲骨の下方回旋(バンザイから下げる)

 

 

 

ラットプルダウンのグリップの端を握る
ことによって、広背筋の外側部にストレ
ッチがかかります。

 

 

 

そうすることによって、肩関節の内転を
強くしないとうまく引けない訳ですから、
自然と広背筋や大円筋に対する刺激が
強くなります。

 

 

 


 

ですから、背中の幅を広げたい時などに
推奨できます。

 

 

 

↓グリップの端の方を握ります

 

 

 

 

↓脇の下周辺にストレッチを感じます

 

 

 

 

↓肘を内側に畳むように引きます

 

 

 

 

↓肩甲骨の回旋も意識しましょう

 

 

 

 

幅はミドルスタンスで行うよりも力が
伝わりにくいので、重量はあまり重たく
し過ぎない方が良いです。

 

 

 

また握りにくく感じることもあると思い
ますので、ストラップやパワーグリップ
などをうまく活用すると良いでしょう。

 

 

 

ただ回数だけをこなすというよりも、
肩甲骨の動きがどうなっているのかを
意識しながら行うとより効果的です。

 

 

 

エクササイズ後に脇の下辺りにバーンを
感じることができたら、きちんと効いて
いる可能性が高いです。

 

 

 

是非、チャレンジしてみて下さいね~