『東京あんこ案内』 | 本がともだち

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東京あんこ案内 手作りあんの美味しいお店44/時川 真一

¥1,050 Amazon.co.jp




以前からちょっと気になっていた本だったのですが、坂木司の『和菓子のアン』を読んだら一気に「ちょう気になる本」にランクアップ(笑)。



内容紹介

あんこが大好き! 著者が「食べて」「歩いて」「厳選した」
“自家製あん”が美味しい、東京の44軒を紹介。
定番のたいやきをはじめ、どらやき、大福、まんじゅう、きんつば……など、あんこ自慢のお店を、やさしいタッチのイラストで紡ぐ、全く新しいタイプのガイドブックです。
楽しいイラストマップ付きで、休日の散策ガイドにもなる構成。
調理師でイラストレーターの肩書きを持つ著者ならではの、「美味しいあんこの作り方」なども掲載。




フルカラーイラストで紹介されている、東京で食べられる「あんこ」ものの美味しいお店。
著者の時川さんはご自身で料理もし、自炊で培った料理の知識を生かした料理本なども執筆されています。
そしてあんこ大好き! な時川さんの著したこの本の中休みページには、つぶあんのレシピなども紹介されています。


この本のすごいところは、同じように見える大福やどら焼き・たいやきの各店の特長がわかりやすく描き分けられているところです。
わたしが食べたことのあるものは片手で数えられるくらいしかありませんでしたが、やはりどれも美味しかったし、イラストと紹介文を見て
「そうそう、こんな感じだった!」
と思い出が蘇り、よだれがだらだらでした(きちゃない)。


今もこの記事を書くために読み直してみたらお腹がぐうぐう鳴り、口の中がよだれの洪水です。



護国寺の群林堂といえば、豆大福の有名店。
近くにある講談社の編集さんが差し入れによく利用するので、その昔講談社の漫画家さんのところに仕事に行った際にいただくことができましたが、豆好きなわたしにはもうたまらない逸品でした。
お餅に混ぜ込まれた塩気のある赤えんどう豆がたまらん!


そして、四谷のたいやきの名店わかば。
すっかり冷めたものを友達から「食べる?」と出されて、なんの気なしに食べたら驚く美味しさ!
「これ、どこで買ったの!?」
と聞いたら、わかばのものでした。
やはり美味しいものは「これ、有名店のだよ」なんて言われなくても美味しい! と思えるものなのだと知った瞬間。


今度これを参考に、あんこ食べ歩きに出かけたいと思いますドキドキ