バスケに負けじと野球も交流戦の優勝を狙いましょうや、新井さん!(5/28オリ1回戦2-1) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

まずはドラゴンフライズの選手諸君、そして関係者の皆様、優勝おめでとうございます!バスケット王者の琉球を倒して奇跡の下剋上物語の完成、初優勝日本一でございます。いやぁ素晴らしい!小生もかなりのにわかファンで恐縮ですが(苦笑)、この世紀の一戦を逃してなるものかと、横浜アリーナとマツダスタジアムを二元中継で繋いで同時並行で観戦する自宅パブリックビューイング状態(笑)。いやぁまさにこれぞ「至福の時間」なりでございましたわ。

 

栗林クンが9回表を3人斬りで締め鯉の勝利が決まった後、その数分後に訪れたのがドラゴンフライズの「歓喜の4Q」でございます。残り時間の経過とともに勝利の味を皆で一緒に噛み締めていくようなバスケット独特のあの時間。もう幸せの絶頂でございました。ありがとうドラゴンフライズ!しかし、鯉はもちろんのこと、新スタジアムのサンフレッチェ、JTサンダーズやハンドボール等も含め、足下で広島のスポーツ界がグッと盛り上がっておりますな。さまざまなプロスポーツチームがある街に生まれた喜び。今年はそれを噛み締めていくような一年になりそうです。本当にありがとうございます(涙)。

 

もとい。

 

話を鯉の方に戻します。

 

交流戦の最初のカードはオリックス戦。結果的には2対1の僅差で勝利した鯉なのですが「よく勝てたなぁ」というのが率直な感想でございます。ハマスタで3タテを完成して貯金5、ここにきて投打が噛み合いしかも本カード床田森下アレンの表ローテの鯉に対し、借金6のオリさんはMLB由伸クンはもちろんのこと宮城も宇田川も平野も杉本もいない状態で投打に苦しい状況ですからね、事前の感じでは今年はもしかして鯉がオリに楽勝で勝てるんじゃない?と淡い期待を抱いていたのですが、いえいえそんなに甘くなかったですな。

 

オリの先発エスピノーザは初回こそ制球乱して鯉が2点先制しましたが2回以降はほぼ完璧に抑えられました。2番手の山﨑颯一郎クンはなんだか元気なかったですがそれでもあっさり3人斬り、3人目のルーキー古田島クンも素晴らしいストレートを投げ込んで吠えまくりの気合十分でした。いい投手がどんどん出てきます。

 

打線の方もここまでは活発ではないとはいえ、怖い打者がずらりと。3番中川、4番森、5番紅林のクリンナップのスイングの強さは恐ろしい限りでしたわな。8回に島内クンから中川クンと森クンが放った打球は打った瞬間に同点ホームランかと思っちゃいました。ファームにいた頓宮クンが今日から復帰して7番打者でしたが、彼もいい打球飛ばしてました。4回表の1死1.3塁から頓宮クンが打ったセンターへの犠飛は、これまた打った瞬間にうわぁ逆転3ランじゃ!と頭を抱えた打球でしたし(いい逆風が吹いてくれました、苦笑)。床田クンも1失点でしたが被安打8本に四球2つです。鯉投手陣は明日以降もオリ打線に苦しめられそうですな。頑張って参りましょう。

 

そんな中で初戦を勝利できたのはデカいです。初回の2点先制タイムリーを放ったのは末包クン。エスピノーザの大きく割れるナックルカーブを体勢を崩されながらバットの先に乗せて運んでセカンド頭上を超えてポトリの技ありタイムリーでしたな。豪快な3ランも魅力ですが、こういう打撃が出来るのが彼の強みです。もうそろそろ、3番小園、4番末包、5番坂倉でいいんじゃないかという気もします。あっパレでした。その後というか2回以降は完全に沈黙してしまった鯉打線ですが、それは気のせいということにしておきます(苦笑)。明日は仕切り直しでハマスタの時のようにきっちり打ってくださいな。

 

今日は「いい守備」も目立ちましたね。

 

まずは床田クンのフィールディング。床田クンはバッティングだけでなくフィールディングにも定評がありますよね。投げ終わった後の身体のバランスがとても良いので、ピッチャー返しの打球にグラブを伸ばして捕球しちゃうという場面をよく見かけます。今日も大事なところで2つ。

 

1つ目は初回の立ち上がり。ツーアウトから3番中川クンに四球で2死1塁。今日は全般的に球が浮き気味で終始コマンドができてない感じだった床田クン、この初回の四球はかなり嫌な予感がしたんですよね、で、4番の森クンの初球が甘めに入って痛烈なピッチャー返しの打球。床田クンの足元を低いライナーで襲ったのですが、床田クンはこれをあっさりグラブに吸い込ませピッチャーゴロ。これが抜けてセンター前ヒットになっていたら立ち上がりを攻め込まれていたかも。

 

2つ目は6回1死から龍馬さんがヒットで出て1死1塁で頓宮クンの場面。低目のツーシームを頓宮くんに痛打されて強烈なピッチャー返しのライナー。これも床田クンの足下の打球でしたが、素晴らしい反射でこのライナーをグラブでキャッチ!飛び出していた1塁ランナー龍馬さんを刺してダブルプレーの完成!でございます。これも大きなプレーでしたな。

 

野手陣でも冷や汗の場面が1つ。7回表は先頭の宗クンがヒットで出て送りバントで1死2塁。ここで1番太田椋クンの打球は引っ掛けて大きく弾んだサードゴロ。この打球に対してサード小園クンの足が動かず思わず固まってしまいます。反射的に前に突っ込んで捕球していればちょうどいいショートバウンドで取りやすかったと思いますが、足が動かずに打球に差し込まれ気味になってしまい、ゴロの弾みが一番難しいハーフバウンドになっちまいます。ヤベェぞ、こりゃ小園はゴロを弾いてしまうぞ!と皆さんも思わず目を瞑ったかもしれませんな。小園自身も目を瞑ったかもですな(笑)。が、この難しいハーフバウンドを小園が逆シングルでグラブの中に納めたんですわ!

 

上手い!(その1)

 

と思わず声が出てしまったワシ(笑)。小園よでかしたぞ、ナイスキャッチじゃ!ファーストへ送球じゃ!と思ったら、今度はファーストへの送球が短い(笑)。ファーストの林クンが懸命に身体を伸ばそうとするものの、小園の送球がかなり中途半端な一番捕球しにくいワンバンです。うわぁこりゃ林が捕れんぞ、と思いきや今度は林クンが華麗なファーストミット捌きでこれを見事に掬い上げましたぞ。

 

上手い!(その2)

 

いやぁ2人の若者の素晴らしいグラブ捌きでございましたな。まぁ小園はアレとしても、林クンのファースト守備はあまり期待してなかったのですが(すまん、笑)、いい意味で予想を裏切ってナイスプレーが続いてますよね。あっぱれでございます。そりゃ床田さんも燃えますわな。2死2塁から福田クンを空振り三振に斬った内角いっぱいの渾身のツーシームにはこの2人の守備の伏線があったと思います。

 

ということで、初戦を勝利から入ることに成功した交流戦でございますぞ。「鬼門の〜」とか「苦手の〜」とか言ってる場合じゃありませんな。自信過剰なくらいの感覚でいきましょうや、新井さん。もちろん目指すのはアレですよアレ。バスケに負けじと「広島の野球」も交流戦の優勝を虎視眈々と狙って参りましょうぜ!

 

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