良くも悪くもこれぞ「アライさん流の選手起用」なんでしょうな。(5/8 虎7回戦 3-1) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

まずは今日の大きな分水嶺となったこのプレーから。1点リードで迎えた3回裏、近本・中野の連打であっさり同点に追いつかれた直後。先発の大瀬良クンは相変わらず立ち上がりから制球がイマイチで、初回も2回も先頭打者に四球を出して鯉党をイラつかせる投球を繰り広げてましたのでこのまま一気に崩れてもおかしくなかった場面でした。タイムリーの中野クンを1塁においてノイジーの打球は3塁線を襲う強烈なゴロ。これをサード小園が逆シングルで好捕するとそのまま2塁へ送球。5−4−3と転送されてダブルプレー完成となるのですが、この時に2塁ベースに入った菊池先輩のボディバランスがもはや異次元を超えた世界線でお会いしましょう!の世界でしたよね(笑)。

 

言葉で表現するのが難しいので、まぁいろんなところで動画が上がってますので是非ともそちらでご堪能あれ(笑)。拙い筆でご説明すると、2塁へ滑り込んできた中野クンのスライディングを避けながら前のめりの空中ダイブ状態で小園クンからの送球をキャッチした菊池先輩。真横になった身体を宙に浮かべたままでグイッと捻って方向を変え、肩のチカラと手首スナップの強さだけで1塁へ矢のような送球をズドン!でございます。ファーストのケンティ君も思い切り腕を伸ばして捕球してくれました。鯉の内野陣による異次元の5-4-3のダブルプレー。これがなければ恐らく大瀬良クンは早い時期にノックアウトになっていた気がします。大瀬良クンの初勝利や若鯉打者達が暴れまくった試合終盤の怒涛の攻撃もなかったかもしれませんな。色んな意味で大きかったこのプレー。あっぱれでございました。

 

で、その大瀬良クンは結果的には7回1失点のナイスピッチング、更に記念の1000奪三振と今季初勝利のダブルおめでたでした。とはいえ前述の通り試合序盤はイライラするような投球が続き、虎打線の拙攻に助けられてまして。な、だけに、7回2死3塁で打順が回ってきた例の場面、そのまま大瀬良クンが打席に入ったのにはさすがに唖然としちゃいましたわな。アライさん!正気かよ?と(笑)。試合に勝ちに行くためには誰がどう考えても「代打」で勝ち越し点を撮りに行く場面。ディフェンス面でも既に100球近く投げていた大瀬良クンですから7回裏からは継投に入るべき場面でもありました。

 

結果的に空振り三振で7回表は得点機を活かせず、7回裏は大瀬良クンが続投しました。賛否両論あるでしょう、というか「賛否」ではなくて「否」ばかりかもですが(苦笑)。まぁ攻守双方の作戦面というか監督采配としてこれが最善だったのか?と問えばそうではなかったのかもしれません。が、そんな盲目的な温情起用とも言える采配でも結果として大瀬良クンを今季初勝利に導いたアライさん。それって結果論でしょ、負けてたら非難轟々でしょ、といえばその通り、ですがこれがアライさんの野球なんでしょうな。で、小生はそんなアライ野球が嫌いじゃないのでございます。お花畑在住の鯉党なもんで、どうもすみませんです(笑)。

 

もとい。

 

ま、そんなこんなで終わってみれば快勝でございましたな。

 

なんといっても今日の勝因は「右打者ロマン砲たちの躍動感」でしたよね。まずは本日8番打者でスタメン出場した中村ケンティ君が鯉の天敵の大竹クンが投じたチェンジアップを捉えて先制ホームラン!をレフトスタンドにぶち込みます。いやぁ嬉しい1発ですな。宮崎キャンプにお邪魔した際には一番元気出して声出して皆を引っ張り盛り上げてくれていたケンティ君。ホームランなのにダイヤモンドを全力疾走する姿が素晴らしかったですな。このホームランをきっかけに爆発して欲しいですわ。

 

更には2番スタメンの二俣クン。今日は打席で粘りまくり四球を2つもぎ取ったんですよね。1つ目は6回表。スイスイ好投する大竹クンからファールを打ちまくり12球も投げさせた挙句に四球で出塁。得点には繋がりませんでしたが大竹クンを6回で降板させた立役者。2つ目は8回表。虎の守護神ゲラさんの156キロストレートをこれまたファールで粘ってもぎ取った四球。これが2点目3点目に繋がっていきましたわな。小生、先日の神宮球場で二俣クンのプロ初ホームランを目撃して参りましたこともあり、思い入れ、肩入れ感たっぷりでございます(笑)。頑張れ二俣クン!

 

そして真打ち登場。お待たせしました、ついにファームから上がって参りましたよ、鯉の和製ロマン砲の筆頭候補でございます。

 

末包昇大(27歳)

188センチ112キロ(笑)

 

昇格して即スタメンで5番に座り、一発満額回答!でしたな。2打席目に大竹クンのスライダーを引っ張ってレフト線にツーベース。彼らしい「これぞ末包の打球」っぽいツーベース(笑)。3打席目は6回の2死2.3塁からフェンス際に大飛球のレフトフライ(惜しい)。同じ凡打でもこうやって「デカイ飛球」が飛ぶのはワクワクしますな。そして4打席目は8回にゲラの155キロストレートをレフト前にチカラで運んだドン詰まりのタイムリー。これも彼らしい「これぞ末包の打球」っぽいタイムリーでしたな(笑)。いやぁいいカタチで今シーズンのスタートを切れた末包クン。これからしっかり頼みますぞ!坊主頭に期待しております!

 

そして、左打者のオレも忘れるなと(笑)。

鯉の125代目4番打者(適当です、笑)

 

小園海斗(23歳)

178センチ、91キロ

 

ゲラのスライダーを捉えた決勝タイムリー!火の出るような打球でしたな。まぁ小生的には小園クンは4番?というよりは3番か5番か1番が似合うような気がしますので末包クンをすぐスイッチかもですが、小園クンには今季はタイトル(首位打者)をとって欲しいですな。期待しておりますぞ!

 

久々に心穏やかに深夜執筆でお届けしました(笑)。

 

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