今年も鯉は虎には勝てないと思い知らされるような負け方(泣)。(4/30虎4回戦1-7) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

ブログタイトルそのまんまの負け方でした。床田クンが降板した7回以降は試合が壊れちゃいましたので合計7点取られたこと自体にはあまり意味はないと思います。むしろ1対3のスコアの6回裏の段階で既に「こりゃ今年も鯉は虎には勝てんわ」と思い知らされるような内容の試合展開でございました。

 

いっそのことバックスクリーンに三連発のホームランを打たれた方がその「痛み」が直接的によく理解できてスッキリするのですけどね、それとは真反対で、虎の打線や投手陣の「強さ」を意識させられることがないまま、打ちのめされる「痛み」を全く感じないままに、それこそ「ぼんやりと」ピンチを迎えて「ぼんやりと」失点していく感じとでも言いましょうか。試合が静かに淡々と進んでいく中で、いつの間にか点差が開いてしまい、いつの間にか勝ち負けのベクトルが決まってしまう両チーム。それが本当に強いチームと弱いチームの差。

 

虎打線の象徴でもある1番近本、2番中野の2人には気をつけろ!と全神経を注いだ投球の結果なのか、それこそ完璧な三者凡退に抑え込んだ1回表、3回表、5回表でしたよね。かたや四死球を連発してピンチを作った挙句に7番打者に全ての打点を挙げられて、8番を敬遠して9番でしかアウトが取れなかった2回表、4回表、6回表。まぁ鯉のエースが制球を乱して自滅しただけという捉え方もあろうかと思いますが、この点の取り方こそが昨年来の虎の強さをヒシヒシと感じさせるそれだったように思いました。

 

他方で初回1回裏の攻撃、先頭打者の秋山先輩が村上クンの初球を完璧に捉えて右中間スタンドにホームラン。GW期間中のナイターで真っ赤に染まった超満員のマツダスタジアムは一気に盛り上がるも、終わってみれば盛り上がったのはこの場面だけ。今年も鯉打線は相手の先発投手を打ち込んで初回や3回くらいまで盛り上がり点数が入るも、試合中盤から後半にかけて打線が一気に冷えまくり、全くランナーが出ない展開となる試合が散見されます(泣)。今日もまさにその象徴みたいな試合でしたわな。

 

今年も鯉は虎には勝てない。

 

終わってみたらいつの間にか差がついていて鯉が負ける試合が積み重なり、気づいたらいつも岡田監督がニンマリとベンチの奥で笑いを噛み殺している。そんなことを思い知らされるような負け方。悔しくないのか鯉諸君、悔しくないのか鯉ベンチ、悔しくないのか新井さん。やられたらやり返す、捲土重来ならぬ剣砥挑来ってのはいつのキャッチフレーズだったかのぉ、そして全てはALL-INの精神でぶつかっていくしかないんじゃ。そんなことを思いながら淡々とした負け試合を眺めていた4月最後の夜。

 

明日からは5月。

 

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