良くも悪くも存在感たっぷりな「小園海斗の日」ということですな(笑)。(4/27竜4回戦6-4) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
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4回表1死満塁の場面、矢野クンの打球がフラフラとショート後方に小フライで上がりました。前進守備を敷いていたショートの村松クンが懸命に背走して向こう向きのままダイブで捕球を試みるも白球がこぼれてしまいます。おっしゃ!3塁ランナーの坂倉がホームに生還して3点目。と思いきや、転がったボールを処理したセンター上林クンがそのまま3塁へ送球して3塁アウト。あれ?2塁ランナー小園クンがまだ2・3塁間の真ん中あたりにおる(泣)。で、センターゴロ。

 

走れよ小園!(怒)

 

うーむ。普通の走者ならば、捕球されたら2塁へ戻れる距離のハーフウェイで打球判断でしょ。なんでそんな早く2塁へ戻るんや、タッチアップでもする気だったんかい(苦笑)。プロにあるまじき何も考えてない走塁でしたな。というかJSPORTSオンデマンドは解説が竜OBの宇野勝さんだったのですが、この走塁へのダメ出しを何度も何度も偉そうに繰り返すもんだから、それ聞かされて小生も癪に障るのなんのでございましてね、それもあってかこのプレーが無性に、そして余計に腹が立ったのでございます(怒)。アホたれか、小園よ!

 

で、今度は6回表無死1.2塁の場面、會澤先輩の打球は右中間への浅いフライ。ライト岡林クンがチャージをかけて捕球態勢に入ります。うーむこんな打球ではランナーが動けんじゃろが。アツには普通に送りバントで良かったのではないかのぉとか考えてたら、なんとライト岡林クンがそのまま3塁へ向けてレーザービーム発動!え?なんだそりゃ?3塁へストライク送球がズドンで2塁ランナーが滑り込むも余裕でタッチアウト。おいおいおい。

 

走るなよ小園!(怒)。

 

うーむ。さすがにあの浅い打球で3塁へのタッチアップはなかろう。ライトの岡林クンは怪我明けとはいえ強肩のライトでっせ。もう少し状況判断とかそういうのはないんかい。というか、またまた宇野勝氏が偉そうに小園の走塁をディスっとるわ。うー。聞いとるだけでイライラするのぉ。テメェはショートフライをヘディングしてみのもんたさんに野次られとけや(笑)。

 

ということで、ドツボにハマってしまった小園クンの迷走2つが重く重くのしかかる鯉の攻撃。まぁ鯉の走塁ミスは小園クン以外にも2回表のパンチ矢野クンの1塁への牽制死、更には7回表のタイムリーの後の坂倉クンの2塁オーバーランのタッチアウトなどもあり今日もてんこ盛り状態。今日は6点取った打線でしたが、走塁面を含めてもっとまともな攻撃をしていたら鯉の得点は2倍の12点くらい入っていたような気がしますよね。まぁ皆で反省しましょうかね(泣)。

 

もとい。

 

そんな「迷走気味の小園クン」でしたが、打撃面ではその失敗を埋めて大きく余るほどのご活躍でしたな。褒めていいんだか悪いんだかよく分かりませんが、まぁそれだけの圧倒的な存在感を持つスーパースターなのだということにしておきましょうかね(笑)。

 

7回表2死。サードゴロを捕球したカリステさんの1塁送球が逸れるのを見逃さない菊池先輩の代名詞でもある、咄嗟の判断の「1塁への足からスライディング」が炸裂し1塁セーフ!そこから絶好調の野間くんがライト前ヒットで繋ぎ、坂倉も四球で二死満塁。ここで打席に入ったのが小園さん。梅野クンの投じたインコースのフォークを思いっきり引っ張って1.2塁間を抜く2点タイムリー。が、1塁ベース上でもなんだか憮然とした感じの小園クン。まぁそうでしょう(笑)。

 

ナイスじゃ小園!(苦笑)

 

更には8回裏に益田クンが連続被弾(カリステ&細川)して5対4と1点差に迫られた直後の9回表。2死から1塁に代走羽月クンを置いて打席にはまたまた小園さん。竜の勝野クンのインコースのフォークを前の打席と同じように思い切り引っ張り込んでライト線へのタイムリーツーベース。1塁から羽月クンがホームまで快走して6点目。これで勝負ありという感じでしたかね。2塁ベース上では少しだけ頬を緩ませた小園クン。まぁこれで今日のことは水に流してやりましょうかね(笑)。というか、宇野さんよ、これが小園なんじゃ、もう黙っといてちょうだい(笑)。今日は「小園海斗の日」じゃったということです。

 

よっしゃ小園!(苦笑)

 

もとい。

 

宇草クンが先制の3号2ランです。というか、ずっとゼロ封負けで無得点だった今年のドラゴンズ戦、4戦目にしての鯉の初得点は、昨年1年ファーム暮らしだった男がこじ開けてくれました。竜先発の梅津クンが投じた高目のボール気味150キロのストレートを完璧に捉えた宇草クンの打球、1号2号と同様に美しい弾道でナゴドのライトスタンドに飛び込んで行きました。

 

絶好調モードですな。ま、正直に言うと、彼は決してホームランバッターじゃないと思うんですよね、この3本のホームランは小生的にはとても嬉しいのですが、他方でやや出来過ぎな感じも否めませんよね(苦笑)。彼にはホームランよりも、むしろ右中間をライナーで割っていくツーベースやスリーベースを量産して欲しいんですわ。ちょいと「ないものねだり」でしょうかね。まぁとにかくこのチャンスを掴んで離すな宇草よ!という感じですね。末包さんも外人さんもゆっくりファームで調整しとけや、今はワシに任せとけ!とばかり、鼻息荒くスピードを緩めるな、頑張れ宇草!

 

森下クンは7回1失点で今季2勝目。今日は何かつかみどころのない感じの投球でしたが、それでも淡々とイニングを食ってくれた感じでしたかね。その意味では會澤先輩のリードも冴えていたような気がしました。7回裏の1死1.3塁で村松クンを迎えた場面、明治大学野球部の先輩後輩対決がハイライトでしたでしょうか。野球部先輩風を吹かすハラスメントの如く(笑)、全球147キロのストレート攻めでございます。追い込まれた村松クンの胸元に投げ込んだ4球目のストレート。バットのグリップエンドに当たったファールチップが會澤先輩のミットに吸い込まれるというドカベン殿馬もびっくりの打法、いや違う、星飛雄馬の大リーグボールもびっくりの投法で空振りの三振!

 

開幕からずっと無失点だった益田クンがパカスカとスタンドに放り込まれたのはちょいとアレでしたが、9回裏は神宮でサヨナラ弾を喰らってしまった守護神の栗林クンもきちんとリベンジ登板を果たし(ちょいと危なかしかったけど)、鯉は再び借金返済で10勝10敗の五分に戻しました。ま、竜さんには先日マツダスタジアムで3タテ喰らってるのですから明日もきっちりと頂きましょうかね。アレン先輩に勝ちをつけてあげて下さいませ。

 

以下、蛇足ながら。

 

GW初日。昨夜の深酒にもメゲずに早起きして都内の自宅から西八王子の「スリーボンド八王子スタジアム」まで延々と中央線に揺られて遠征して参りました(笑)。高校野球(東京)春季大会の準決勝、帝京高校と明大中野が激突する試合。小生がコーチをやっている少年野球チームの卒業生Tクンが、明大中野の7番ファーストで出場するこの試合に少年野球チームのコーチ陣が総出で応援に馳せ参じちゃいました(笑)。彼が小学校1年生の時から6年生までずっと一緒に野球を練習してきた間柄ですからね、コーチ陣もみんな「自分の息子」みたいな勘違いをしつつ、観客席から思い入れたっぷり大応援を繰り広げました(笑)。

 

さすがは名門高校同士の対決ですよね、こんな片田舎にある(西八王子の皆様、すんません)球場が朝からほぼ超満員でございましたわ。ネット裏と内野席が埋め尽くされて応援団も報道陣もすごい熱気。試合の方は明大中野が初回に4点先制するも帝京の強力打線が5回裏に大爆発して逆転。そのまま帝京がワンサイドに押し切るのかと思いきや終盤に明大中野が1点差まで追い上げるというメチャクチャ胸熱な展開に。結果的には両校ともに18安打ずつの乱打線で9対8で帝京の勝利でございました。いやぁ凄い試合でしたわ。

 

Tクンもマルチ安打の大活躍。初回猛攻の流れではセンターへのタイムリーツーベースを放ち2塁へ滑り込んでガッツポーズ!もちろんワシらオヤジ連中も渾身の、そして感涙のガッツポーズですわ(笑)。いやぁ素晴らしい。長男坊と次男坊がお世話になった少年野球チームでいわゆるお父さんコーチでお手伝いを始め、子供達が卒業した後もそのまま残ってコーチを続けるというありがちなパターンで、もうかれこれ15年以上も少年野球に関わっておりますが、こういう「チームを巣立っていったメンバー」がその後に活躍する姿を見る瞬間というのは本当に宝物のような時間でございます。野球ってホントに素晴らしいわと染み入る瞬間でもあります。Tクンにはぜひ大学でも東京六大学野球で頑張って欲しいですわ。その前に高校最後の夏の大会で頑張れTクン!

 

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