今季は「第二のホーム」神宮球場での戦いを取り戻すぞ!(4/23燕3回戦2-0) | カープがやっぱり好きなんよ

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スポーツ新聞紙面でよく使う、昭和世代にはお馴染みのフレーズではありますが、文字通り「値千金のホームラン」でございましたかね。今日は「貧打戦」というよりも、鯉の床田クンと燕の吉村クンによる「正真正銘の投手戦」でしたが、0対0で迎えた7回表2死から飛び出した特大アーチでございました。

 

宇草クン再びの完璧弾。

 

先日のマツダスタジアムでの特大弾のデジャヴかと思うくらいの、ほぼ同じスイング軌道からフォロースルーの美しい流れでした。ずっと好投を続けていた燕の吉村クンの98球目のストレートを完璧に捉えた打球が神宮球場のライトスタンドに向けてピンポン球のように弾け飛んでいきました。去年はずっとファーム暮らしで4年目にして1度も1軍の試合出場が無かった男の必死のパッチでございます。今日は元常総学院の佐々木監督を神宮球場に招待していたようで、恩師の前でいいとこを見せられてよかったな!宇草クンや!(涙)。

 

しかし、これだけ「飛ばないボール」の噂が出るくらいにホームランの数が激減している今季のNPBですが、他方で、あんなにバットを短く持ってスイングする宇草クンの打球が完璧なホームランになるんですからねぇ、ホントに野球って不思議ですよねぇ。バットを長く持ってブンブン振り回せばいいってもんじゃないんですわな(笑)。

 

もとい。

 

試合の方は、床田クンが「これぞエース!」と言わんばかりの圧巻の投球で8イニングを散発4安打で無失点、更に9回は栗林クンが絶好調の燕クリンナップ、3番オスナ、4番村上、5番サンタナをきっちりと3人斬りで完封リレーの完成でございます。ショートで再三に亘り超美技を繰り広げた矢野クンの存在感も含めて、まさに「守り勝つ」野球を実践してくれました。

 

鯉バッテリーの村上クンへの攻めもお見事でしたよね。目下のところセリーグ三冠王で打撃も好調な村上クンですが、今日はキャッチャー坂倉クンが配球の妙で面白いように手玉にとってくれました。1打席目は初回2死2塁の先制チャンスの場面。ツーシーム、スライダー、カットボールと変化球で追い込んでから、最後は胸元へズドン!インコースへ強い真っ直ぐを投げ込んで空振り三振。2打席目はインコース・アウトコースを出し入れしながら追い込んで最後は外に流れてボールになるスライダーで空振り三振。3打席目はスライダーを捉えられて強烈なセンター返しを浴びますが、そこは「エリア61」でショート矢野クンの真っ正面のゴロ(笑)。4打席目は栗林クンの150キロストレートでファールを打たせ、最後は抜けカットで空振り三振。こちらも『ほぼ完璧』に村神サマを抑えましたな。あっぱれ!

 

昨年はマツダスタジアムでは燕さんを圧倒しながらも、神宮球場で不思議なほど全く勝てなかった鯉。三連覇時代には神宮球場といえば関東鯉党の「第二のホーム」と呼ばれたくらいに、それこそ真っ赤に球場を埋め尽くして勝ちまくっていた印象がありましたよね。今季の神宮初戦は見事な「勝利」から始まりました。今季はまた「第二のホーム球場」たる神宮球場を取り戻して欲しいですな。関東鯉党が全力で応援して参りますぞ!小生も明日・明後日は神宮に参戦の予定でございます(明日は雨で中止の可能性が高いかもですが、泣)。

 

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