鯉が点を取れないのは4番堂林のせいだけではないと思う(苦笑)。(4/19 ジャイ4回戦 0-0) | カープがやっぱり好きなんよ

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極まる貧打で点を取れず投手陣のゼロ封リレーを見殺しにスコアレスで引き分けという「試合の勝敗」という観点では、攻撃陣の真ん中に座る選手会長でもある4番堂林先輩には敢えて一人で責任を背負って貰いましょうかね。少々酷な話ではありますが「ワシらの堂林」宣伝担当の小生が涙を呑んでその批判を許します(苦笑)。絶好調の3番野間くんが第一打席から三塁打、戸郷クンの脚を直撃の強襲ヒット、四球と三打席連続で良いカタチの出塁をしたのですが、悉くその芽を摘み取ったのが4番堂林サマでございましたわな(泣)。というか、開幕から4番で頑張って仕事をしてきてくれた堂林先輩ですが、ここ数試合の打撃内容が酷すぎます。まぁずっと出場してきてましたので疲労も溜まっているのでしょう、爽やかスマイルに見えてももうオッサンですからね、ちょいと「ワシらの堂林」はスタメンから外してリフレッシュさせてあげてよ、新井さん。

 

もとい。

 

ま、ド派手な撃ち合いの方が球場で見ている分には楽しいのですが、鯉に限らず今年はどこのチームも貧打線で点がなかなか取れないですよね。まぁ巷で言われているように投手の能力が上がって投高打低なのかもしれませんが、やはり今季は密かに「飛ばないボール」になっている気がして仕方ありません。先日の堂林の打球や昨日の菊池の打球しかり、打った瞬間のインパクトと打球の角度から「こりゃホームランでしょ」という打球が悉く失速しますよね、逆も然りで、うわぁやられたなぁという相手チームの打球がフェンス前でキャッチ出来てしまう。うーむ。飛ばないボール?なんのため?誰が得するの?甲子園でも今年の春大会から低反発バットが採用されて本塁打と得点が激減してしまいましたが、飛ばないボールに低反発バット?そんなの野球人気が下がるばっかりのような気がしますけどねぇ。まぁ愚痴はやめよう(苦笑)。

 

もとい。

 

試合の方は0対0のまま延長12回ということで、宮島さんが鳴り響くこともなく淡々と進んだ試合になりましたが、内容的にはかなり見どころたっぷりの面白い(というか心臓に悪い)試合だったように思いますけどね。先週の試合で双方が大炎上した両チームのエースであるアレン先輩と戸郷クン。ともに気合いたっぷりの素晴らしいピッチングを繰り広げてくれました。まさにプライドがぶつかるリベンジ投球合戦でしたよね。リベンジという意味では鯉の投手陣も、例えば東京ドームでサヨナラ負け投手となった中崎ドンが11回表をキッチリとゼロで抑えてくれました。

 

そして12回表は黒原クン。先頭打者は2年前に危険球をぶつけてしまいSNSが罵詈雑言で大炎上で投手生命を奪われそうになった時の相手打者である吉川クンでしたわな。新井さんも荒療治するよなぁと、小生、めちゃくちゃ緊張して黒原クンの投球を見てましたわ。結果的には惜しくも四球となりましたが、吉川クンのインコースへガンガンと素晴らしい直球を投げ込んでましたよね。で、ランナー出した後も重信クンの送りバントが小フライになった打球に鯉女房の坂倉クンが必死のパッチ、魂のダイビングキャッチで黒原を救います(涙)。最後は坂本クンを149キロのストレートで追い込んでから、圧巻の胸元へのチェンジアップ、バットも出せずに見逃し三振でございます。小生も吠えましたわ。あっぱれ黒原!完全復活!

 

スーパープレーという意味では、もうひとつ特筆すべき男。菊池先輩でもパンチ矢野でもありませんぞ、サード小園でございます。本人的にはショートでなくサードを守らされているという悔しい気持ちもあるのだと思いますが、それでもそのサード守備で頑張ってますよね。昨日の試合も0対0で迎えた6回表1死。1塁に門脇クンを置いてアレン先輩が岡本クンを打席に迎えます。前回登板では好投しながらもこの6回に突如大炎上して一挙7失点したしまったアレン先輩です。その悪夢に立ち向かうべくリベンジのイニングである6回。

 

アレン先輩のカットボールを真っ芯で捉えた痛烈な打球が低いライナーで三塁線を襲います。うわぁ。抜けたら1塁ランナーが一気にホームインするぞ。思わず目を瞑りましたわ。が、テレビ画面が切り替わった瞬間、サードの小園がこの打球に横っ飛びのダイブ!低いハーフバウンドで跳ね上がる白球を、横っ飛びのまま思い切り腕を伸ばした逆シングルのグラブに吸い込ませましたぞ!

 

上手いっ!

 

思わず叫びましたわ。後でスロー映像で見ると、ホントにスーパーキャッチでしたよね。ド派手にダイブしてましたが、めちゃくちゃ難しいバウンドに対して瞬時に下から上へという基本に沿った堅実なグラブ捌き。そして起き上がりざまの1塁への美しいワンバウンドでのストライク送球。いやぁスバラシイです。アレン先輩の喜び爆発っぷりが凄かったですな(笑)。それだけ気合いの入っていた6回だったと思いますよ、それに応えた「サード小園」の超美技。まぁ小園にはショートを守らせてやって欲しいのですけどね(苦笑)。ともかくあっぱれでした。地味なスコアレスゲームでも思いっきり胸が踊る、まさしく「これぞプロ野球!」のプレーでございました。

 

よし、今日は勝つぞ!
 

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