稲盛塾長からサンガの新入団選手に向けて…
「ここで人に負けない努力をすることは、
サンガのためになり、サンガを応援してくれる人のためになるけども、
最終的には自分という人間を磨くことになる。
サッカーを辞めた後、
サッカー界に残る人もいれば、違う道に進む人もいる。
しかし自分自身を磨いていれば、
どこに行ってもきちんとした人生を歩める」
盛和塾機関紙84号(2008年4月号)
塾長に学んだ思いの大切さ
加藤久 京都サンガFC監督(当時)
自分自身、プロとしてバスケ選手をし、
その後こうして社会人人生を歩んでいるだけにこの言葉は心から響いた。
稲盛塾長の温かみ、心からの思いやりに涙が溢れそうになった。
恐らく当時の自分が聞いたら響いたのかは分からない。
選手としてどうこの世界で生き残るかで必死だった。
辞めた後のことを考えたらあの世界に飛び込めないと思っていた。
しかし、人生という時間軸で自分を磨くということに対しては、
スポーツのプロはこんなにも素晴らしいフィールドはないと思う。
いまだ現役で続けている尊敬すべき仲間も多くいるし、
指導者になっている仲間もいる。
未来ある選手もたくさんいる。
この言葉は是非とも共有したい。