ただいま、バーミンガムへ向かう列車に乗っています。
ロンドンから北西へ1時間20分ほどで、バーミンガム。 そこから列車を乗り換えて、北へ1時間ちょっと行ったところが、私の目的地の、シュリューズバリー(Shrewsbury)。
ロンドン・ユーストン駅から日中は、ヴァージン・トレインがロンドン、バーミンガム間は20分に1本運行しています。
14時23分、ユーストン発の列車を予約してありました。
ちなみにm、イギリスでは、列車を予約して、早めにチケットを購入すると安くなります。
14時10分頃ユーストンについたら、さすがはハーフタイム中、たくさんの人がいました。
大きな掲示板に、終点、途中止まる駅、発車プラットホーム番号が書かれているのですが、私が乗る列車は、『準備中』。 プラットホーム番号も出ていないので、とりあえず、そこで待ちます。
14時20分、掲示板から私が乗る列車案内が消えました。
私だけではなくて、多くの人が、インフォメーションに駆けつけます。
列車がキャンセルになったのか、遅れなのか、どうなってしまったのだ?と質問をしたら、
「コンピューターの関係で、列車の発車時刻近くになったら、案内は掲示板から消えるのだよ」
そんなこと、馬鹿でもわかります。
でも、列車が遅れることが頻繁にあるこの国、遅れている列車の案内まで消えてしまったのは、私は初めての経験。
数分して掲示板に案内が戻り、14時25分、プラットフォーム番号も出ました。
多くの人が13番フォームに走ります。
私は、クワイエット・コーチ(Quiet coarch)の席をリザーブしてありました。
クワイエット・コーチというのは、携帯電話、大声でのおしゃべり、ヘッドフォーン使用が禁止の車両です。
かなりいっぱい。
クワイエット・コーチにも関わらず、リザヴェーションをしていなかった、学生たちが乗り込んできて、騒がしいほど。
しばらくしても、動きません。
そのうち誰かが情報を仕入れてきて、遅れている原因は、ホームと列車の間(20cm以上あいていました)に、荷物を落とした人がいて、危険なので、列車を動かすことができない、ということ。
14時45分、職員がやってきて、
「この列車は動かないので、18番ホームへ移動してください」
私たちが乗っていたのは、A号車。 10両編成くらいの列車の一番先端。 ということは、再び、ホームの一番後ろまで戻らないと、ホームの移動はできません。
B、C、D号車の人たちは、まだ座ったまま。
とにかく、急いで移動をして、列車に乗ってそれほどしないうちに、列車が動いたので、全員をこの列車に移動したわけではなさそうです。
結局、30分遅れでロンドンを出発しました。 私たちよりも1本後の、14時43分の人たちの方が先に出発したことになります。 イギリスってこういう国なのです。
私はバーミンガムでの乗り換え時間が20分しかなくて、遅れると次の列車は1時間後。 だから、今日泊めていただく方が駅まで迎えにいらしてくださるので、もしものことを考えて、1時間後の列車の時間を伝えてありました。 とりあえず、予定の列車には乗れないので、遅い時間を伝えてあってよかったです。
今日は曇りですが、久々に、永遠と続く同じ風景を楽しんでいます。
これから、Coventryに停車して、それからバーミンガムです。