七奈美が亡くなってから。
一人でいると何時も考えてしまいます。 私は何故ここにいるの、なんのためにいるのと！
前よりずーっとリビングに居る事が多くなり、七奈美の仏壇がここにありますから、七奈美の側にいます。
アトリエで仕事をせず、ここで、デザイン、カットをしています。
それにしても、この虚しさはどうしたのでしょう！
日を追う毎に、強くなります。
昔、昔から、子を亡くした母は、このような思いをしたのでしょう、 私だけでは無いのでしょう。
解っていますよ。
しっかりと前を向いて、七奈美の分まで生きて行かなくてはいけないこと。
大丈夫よ、大丈夫です。七奈美に叱られないように、しなくてはね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんなことがありました。
昨夜、タヒチアンダンスを見に行った時、素晴らしいおどりに感動していたのですが、休憩時間に、側に座っていた方が隣にいらして、 キャシーさん、大変だったわね、かわいそうね、お嬢さんを亡くすなんて！ちょっと、あなた、キャシーさんよ、こっちにいらっしゃい、（ご主人を呼びました）昨日、テレビで泣いてたキャシーさんよ！
私は思わず、すいません、私まだダメなんです。 娘の話をできないのです、と言ってしまいました。
すると、
そうよね、解るわ、 で、どこの癌だったの？
ここでかなえ登場。ガツンと一言！
すいません、。席に戻ってください！
あっそう！
とその方は自分の席にもどられました。
それからは、やっぱり、素直に楽しめませんでした。
来ないほうがよかったのかしらと、思ってしまいました。
そっとしておく、その方が思いやりであって優しさだと知りました。
私のこの虚しさは、乗り越えなくてはいけないのでしょう。 少しずつ、少しずつ、みんなに支えられながらね。
さて、今日も頑張ります！
先ずは、歯医者さん、そして三茶教室、それから、体のメンテナンス、今夜は家ごはんです。
ファイト！