「ジャストインケース学習」と「ジャストインタイム学習」 | 【長岡市】家庭教師の甲野【個人契約】

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長岡市を中心に、勉強が苦手(成績が下がってきた、やる気が起きない、苦手意識がある、進学できるか不安…)な小中学生を対象とした家庭教師をやっています。お気軽にご相談ください。→kyohei.kono@gmail.com

勉強には、「ジャストインケース学習」と「ジャストインタイム学習」という2つの学習法があります。


「ジャストインケース学習」とは、「もしもの場合に備えて学ぶ」という意味です。

「いつか使うかもしれない」と思って、様々な知識や資格を得ようとする学習法です。

しかし、実際に使わない知識や資格だったとしたら、多くの時間やお金を無駄に費やしてしまう事になります。

それに、いつどんな事が起こるか分からないので、学んでも学んでもキリがありません。

しかも、移り変わりの速い昨今では、「いつか役に立つかもしれない」と思って学んだものが、次の日には全く使えなくなってしまう事だってあります。

なので、ジャストインケース学習は、非常にリスクが高い学習法だと言えます。


「ジャストインタイム学習」とは、「必要な時に必要な事を学ぶ」という意味です。

今の自分に必要な事を学べば良いので、すぐに使う事ができ、無駄な時間やお金を費やさずに済みます。

学ぶ目的が明確でハッキリしているので、非常に効率的ですし、「学んだ」という実感を得る事もできます。

「勉強しなければ」という強迫観念に駆られる事もなく、今必要な最小限の学びだけできれば良いのです。

特に、情報過多で移り変わりの速い昨今では、このような学習法が重要になってきます。


気が向いている時にやってしまおう」というのは、このジャストインタイム学習とも関係しています。

気が向いている時というのは、あなたにとって必要な時と捉える事もできるので、効率的に学習する事ができるのです。


知識というものは、得るためにあるのではなく、使うためにあります。

あなたが今勉強している事は、すぐにでも役に立ちますか?

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