超極早生玉葱の種の情報がぼちぼち入りつつあります
種・家庭菜園・園芸・野菜 市川種苗店
西南暖地では、超極早生、いや、スーパー超極早生の需要が非常に高まっております。なぜか?遅くなると、北海道産や輸入物がどさっと市場に出回り、価格が非常に安くなるのです。北海道ほど規模が大きくない暖地では、採算に合わなくなります。一方、早くできればできるほど、希少価値が出て、価格が高くなります。しかも暖地ほど早く出荷できるので断然有利です。
だから、一日でも早く収穫できる玉葱へと品種が変遷して行くのは必然の流れと申せましょう。
ところが!(こちらにスーパーアップというスーパー超極早生の秘話を書きましたが
、)早生系の種は、普通の玉葱の1/5しか取れないのです。しかも玉葱の採種には母本選抜を含め足かけ3年を要します。以前にも書きましたが、タ○○や七○などの大手メーカーは極早生系の玉葱の育種や生産を止めたそうです。採算が合わぬからです。
しかも、最近の主流の一代雑種という育種方法では早くするのに限界があり、早い親を選び出すには優れた親を常に選抜し続けなければならぬという高度な職人技を必要とするので、安直にすべての作業を他の種のように外国に依存することもできません。どうしても国内で大切な母本=種の元になる親を維持していかなければなりません。スーパーアップの育種元のアカヲ種苗さんも、採種家の高齢化もありたいへんご苦労なさっております。
このように、需要はたいへん旺盛であるにもかかわらず、供給が全く追いついていない現状が続いております。
今年もソニックを初めとする、早生系の品種は非常に少ないとの情報が入っております。
2月から収穫可能な!スーパーアップは今年はどうなるのでしょうか?
7月末現在、まだ未入荷の状態ですが、品薄は間違いないようです。
ただし、ご予約いただいているお客様には、数日中には状況をお知らせ可能だと思いますのでもう少々お待ちください。
スーパーアップ以外については、アップ1号、早生浜ゆたかについては近日中にH.P.に情報をアップします。貴錦ほか金子さんの早生系玉葱の情報は現在全く未定です。
※日本いち早いスーパー超極早生 スーパーアップの収穫のレポートはこちら。
※スーパーアップの品種説明はこちらです。
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