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     家庭のパソコン医学 第95号:2006/12/10 発刊

    発行部数:2,785部
        まぐまぐ:941部、メルマ:220部、
        メルマガ天国:168部、カプライト:1050部、
        E-Magazine:243部、メロンパン:163部

 http://www.sandfin.com/magazine/katei-pasokonigaku.html

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▼このメルマガは、
 自分が実際に経験したパソコンのトラブルについて、
 その内容、解決法、予防法のほかにパソコンの基礎知識・用語等の
 紹介と説明をしていきます。
 多少作者の偏見も入っているかもしれません。
 ご了承の上、お読みください。
 注※対象はWindowsのみです。Macユーザーさんごめんなさい。
 (*- -)(*_ _)ペコリ


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 ▼ もくじ
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〆 Outlook Expressのエラー集(Part1)

   【送信時のエラー】

〆 今週のパソコン用語
   本文の中で注釈(※~)が付いている用語の説明

〆 「ウイルスセキュリティZERO」コラム

〆 お知らせ

〆 編集後記

バックナンバーはこちら
http://www.sandfin.com/magazine/katei-pasokonigaku.html#backnumber



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 〆 Outlook Expressのエラー集(Part1)
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 こんにちは、しむくです。まずはじめに、年内の発行は今号が最後に
なります。また来年も「家庭のパソコン医学」をよろしくお願いいたし
ます。 Thanks ** v( ̄ー ̄)v ** Thanks

 相も変わらず深刻なネタ不足に悩んでおります。そんな中、今年最後
のテーマは「Outlook Express(※1)のエラー」です。一言にエラーと言
っても、その種類は様々ありますので、今号は「送信時」のエラーとい
うことで絞ってまとめてみたいと思います。


【送信時のエラー】

・ホストが見つからない(エラー番号:0x800CCC0D)
[確認するポイント]
 ・送信メールサーバー(SMTP)(※2)の設定間違いです。サーバー設
  定の送信メールサーバーを確認します。(注1)

 ・そもそもインターネットにちゃんと繋がってない場合があります。
  ケーブルがちゃんと繋がっているか等を確認します。


・サーバーへの接続に失敗する(エラー番号:0x800CCC0E)
[確認するポイント]
 ・ポート番号(※3)が間違っている可能性があります。詳細設定のポ
  ート番号を確認します。(注1)

 ・アンチウイルスソフトで、「ファイアウォール(※4)」の機能があ
  り動いている場合、サーバー名が「localhost」になることがありま
  す。(注1)
  ファイアウォール機能をオフにすると直る場合があります。


・タイムアウトになる(エラー番号:0x800CCC0F)
[確認するポイント]
 ・添付ファイル(※5)のサイズが大き過ぎる可能性があります。

 ・送信トレイが破損している可能性があります。送信トレイを作り直
  してみてください。

 ・アンチウイルスソフトが、メール送受信の際に、ウイルスチェック
  を行なうプログラムの通信を、遮断している可能性があります。
  ファイアウォール機能をオフにすると直る場合があります。


・送信者の電子メールアドレスが拒否される(エラー番号:0x800CCC78)
[確認するポイント]
 ・設定されているアドレスが正しいかどうか確認します。(注1)


・受信者がサーバーによって拒否される(エラー番号:0x800CCC79)
[確認するポイント]
 ・送信する相手のアドレスが間違っている可能性があります。アドレ
  スが正しいかどうか確認します。


・SSL(※6)接続をサポートしていません(エラー番号:0x800CCC7)
[確認するポイント]
 ・SSLを使わない設定に変更します。(注1)


・メッセージのサイズがサーバーの制限を超えました
 (エラー番号:0x800CCC6D)
[確認するポイント]
 ・添付ファイルが大き過ぎが原因です。添付するファイルの大きさを
  見直します。送受信できる容量は、プロバイダによって異なります
  ので契約書類やホームページ等で確認します。


(注1:サーバー設定の確認の仕方)
メニューバーの「ツール」から「アカウント」をクリック
  ↓
「メール」タブをクリックし、アカウントを選択して「プロパティ」
をクリック



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 〆 今週のパソコン用語
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【※1:Outlook Express(アウトルック・エクスプレス)】

 Microsoft社のWindows 98/2000/XPやInternet Explorerに付属する電
子メールソフト。同社の統合メッセージングソフトウェアであるOutloo
kのサブセット(機能縮小版)にあたる。

 HTMLメールの作成・表示や、メールの自動振り分け機能など、メール
ソフトに必要な機能をひととおり備えている。

 最近は、Windows版のOutlook Expressが持つセキュリティホールを悪
用する、Nimdaなどに代表される電子メール添付型ワームが多数発生して
いる。セキュリティホール対策がなされていないOutlook Expressでこれ
らのワームが添付されたメールを見ようとすると、添付ファイルに一切
手を触れなくてもワームに感染してしまう。

 問題となるセキュリティホールを修正するには、Internet Explorer
5.5 SP2以降に含まれているOutlook Expressをインストールし、古いOu
tlook Expressを置き換える必要がある(これより古いバージョンのInte
rnet Explorerではセキュリティホールが修正されていない)。


【※2:SMTPサーバー 】

 電子メールの送信するためのサーバ。現在もっとも普及しているメー
ル送信プロトコル(通信規約)であるSMTPに対応しているもの。

 SMTPサーバは、学生の場合は通学先の大学、会社員の場合は勤務先の
企業、家庭ユーザの場合は契約しているインターネットサービスプロバ
イダが保有し、運用している。

 電子メールを送受信する際には、インターネット上に常に接続された
サーバと呼ばれるコンピュータを経由しなければならない。サーバには
送信用のサーバと受信用のサーバがあり(両者を兼ねているものが一般的)、
送信用サーバの代表的なものがSMTPサーバである。


【※3:ポート番号 】

 インターネット上の通信において、複数の相手と同時に接続を行なう
ためにIPアドレスの下に設けられたサブ(補助)アドレス。TCP/IPで通信
を行なうコンピュータはネットワーク内での住所にあたるIPアドレスを
持っているが、複数のコンピュータと同時に通信するために、補助アド
レスとして複数のポートを持っている。ポートの指定には0から65535ま
での数字が使われるため、「ポート番号」とも呼ばれる。


【※4:ファイアウォール(firewall)】

 組織内のコンピュータネットワークへ外部から侵入されるのを防ぐシ
ステム。また、そのようなシステムが組みこまれたコンピュータ。企業
などのネットワークでは、インターネットなどの外部ネットワークを通
じて第三者が侵入し、データやプログラムの盗み見・改ざん・破壊など
が行なわれることのないように、外部との境界を流れるデータを監視し、
不正なアクセスを検出・遮断する必要がある。このような機能を実現す
るシステムがファイアウォールである。多くの場合はソフトウェアの形
で提供され、コンピュータに組みこんで使用するが、高い性能が要求さ
れるため、専用のハードウェアが用いられる場合もある。


【※5:添付ファイル(attached file)】

 電子メールの本文に付属して送られるファイルのこと。メールの文字
として使用できないデータ(バイナリデータ)が含まれているファイルを
送信するために、エンコード(文字変換)が行われている。受信した電子
メールの添付ファイルは、送信時のエンコード方式に対応した電子メー
ルソフトでないと開くことができない。BASE64やuuencodeなどがエンコ
ード形式としてよく用いられる。添付ファイルはワームの増殖手段とし
て非常に頻繁に利用されており、面識のない相手からの添付ファイルな
ど、安全であることが確認できない添付ファイルの取り扱いには厳重な
注意が求められる。


【※6:SSL(Secure Socket Layer)】

 Netscape Communications社が開発した、インターネット上で情報を暗
号化して送受信するプロトコル。現在インターネットで広く使われてい
るWWWやFTPなどのデータを暗号化し、プライバシーに関わる情報やクレ
ジットカード番号、企業秘密などを安全に送受信することができる。


『IT用語辞典e-Words』より
http://e-words.jp/



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 〆 「ウイルスセキュリティZERO」コラム(不定期)
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 今号はありません。



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 〆 お知らせ
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【 ご質問大募集! 】

『家庭のパソコン医学』では、パソコンでこういうことできないの?と
か、こんな状態になってしまったんだけどどうやって直すの?というよ
うな質問を募集しています。
応募数や質問の難易度により解答にお時間がかかってしまう場合があり
ますので、予めご了承の上ご応募ください。

タイトルに『シツモン!』と記名してshinmk2@gmail.com まで。
たくさんのご質問お待ちしております。


【 相互紹介募集中! 】

『家庭のパソコン医学』では、常に相互紹介してくれるメルマガさんを
募集しています。自分の方でも読ませていただいて、いいな、面白いな
と思ったものは是非紹介させていただきたいと思います。
タイトルに『相互紹介依頼』と記名してshinmk2@gmail.com まで。
どしどしお待ちしております!


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読者を増やすために相互紹介という手段は多く使われていますが、ホー
ムページの相互リンクによるSEO対策でホームページのアクセスを増やし、
読者を増やすという方法もあるんです。
メルマガを発行している方、そうでない方でも構いません。是非「家庭
のパソコン医学」のページと相互リンクお願いします。



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 〆 編集後記
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年内は今号で最後になります。次回は2007年1月7日の予定ですが、恥ず
かしながら、30歳になってようやく自動車の免許を取りに行くことに
なりまして、今日から通い始めています。
仕事も相変わらずなので、少々多忙な日々が予測されます。しばらく発
行が不定期気味になると思いますが、いきなり辞めるということはあり
ませんので、今後ともご愛読願います。


ご声援、叱咤、激励のメールお待ちしております。
MAIL:shinmk2@gmail.com

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(めろんぱん)

『家庭のパソコン医学』
発行責任者:しむく shinmk2@gmail.com

プロフィール:
夜間大学に通いながらプログラマーとして社会人の世界に入る(大学2
年から)。サラリーマンが嫌になり、大学4年の時に辞め就職活動もせ
ずバンドを始める。バンドが趣味の域を越えなかったため、勤めている
ベンチャー企業の仕事の方に力を入れ始める。
この頃からパソコン内科医として活躍w
情報システム部、総務、財務を兼任することになり今に至る。
現在、行政書士受験生として法律の勉強に励んでいる。

URL:http://www.sandfin.com/magazine/katei-pasokonigaku.html

ブログ『家庭のパソコン医学』:http://ameblo.jp/katei-pc-igaku/
私的ブログ『読心書』:http://blog.goo.ne.jp/dokushinsyo/

※当メールマガジンにより生じる損害・トラブル等について責任は負い
ません。

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