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     家庭のパソコン医学 第65号:2006/4/2発刊

    発行部数:2,199部
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 http://www.sandfin.com/magazine/katei-pasokonigaku.html

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▼このメルマガは、
 自分が実際に経験したパソコンのトラブルについて、
 その内容、解決法、予防法のほかにパソコンの基礎知識・用語等の
 紹介と説明をしていきます。
 多少作者の偏見も入っているかもしれません。
 ご了承の上、お読みください。
 注※対象はWindowsのみです。Macユーザーさんごめんなさい。
 (*- -)(*_ _)ペコリ


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 ▼ もくじ
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〆 休止状態とサスペンド

   【元々どちらも「一時停止」】

   【休止状態とサスペンドの設定】

〆 今週のパソコン用語
   本文の中で注釈(※~)が付いている用語の説明

〆 お知らせ

〆 編集後記

バックナンバーはこちら
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 〆 休止状態とサスペンド
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【元々どちらも「一時停止」】

本日のテーマですが、休止状態(※1)とサスペンド(※2)、聞いたこと
ありますか?聞いたことはあっても、利用している人は少ないのではな
いかと思います。実際自分もあまり使っていませんでした。

この機能は、一言で言うと「一時停止」です。作業状態を保存しつつ電
源を落とせます。作業状態を保存している、という点でシャットダウン
と違います。

作業状態を保存とは、この休止状態やサスペンド状態から復帰したとき
に、起動していたアプリケーション(IEやWord,Excel等)がそのまま残っ
ている、ということです。

普通にシャットダウンする場合は、起動していたアプリケーションは当
然全部落ちてしまいます。だから、シャットダウンする前は必ず作業し
ていたものを保存しますよね。休止状態やサスペンド機能を上手く使う
ことによって、保存を気にせず電源を落とすことができるんです。

自分はあまり外でパソコンを使うことがありませんが、ノートパソコン
を外で使用していて、すぐに電源を落とさないといけないけど作業中と
いう場合に便利な機能と言えそうです。

さて、休止状態とサスペンド、どちらも「一時停止」の機能だと説明し
ましたが、この2つの機能の違いは何?と思いますよね。ぼくも今回書
くために調べるまで全然知りませんでした(笑)
この2つの機能、同じ一時停止でも特徴が全く違います。

今週のパソコン用語にも掲載しましたので、詳しくはそちらで確認して
ください。ここではわかりやすく簡単にご説明します。

まず「休止状態」です。休止状態は作業中の内容を「ハードディスク」
に保存して電源を落とします。ハードディスクに保存されますので、電
源はオフの状態と同じく完全に落ちている状態になります。つまりシャ
ットダウンと同じですね。

他方「サスペンド」は、作業中の内容を「メモリ」に保存します。メモ
リは保存された内容を保持するために電力が必要です。ですから、シャ
ットダウン時や休止状態時と違い、完全に電源が落ちている状態ではあ
りません。

長時間「サスペンド」の状態にしておくと、(電源をつないでなければ)
いずれメモリに保存された内容は消えてしまう場合があります。特にノ
ートパソコンを使っていて、バッテリー使用場合は注意が必要です。

これらの特徴より、私的見解ですが、サスペンドより休止状態の方が変
に気を使わず良いのではないかと思います。



【休止状態とサスペンドの設定】

「スタート」→「コントロールパネル」→「電源オプション」で休止状
態やサスペンドの設定が可能です。サスペンドは、この中では「システ
ム スタンバイ」と表記されています。

まずは「休止状態」につきまして、電源オプションウィンドウが表示さ
れたら、「休止状態」タブをクリックしてください。そして、「休止状
態を有効にする」のチェックボックスにチェックを入れて「適用もしく
はOK」ボタンをクリックしてください。

ここでチェックボックスの下に「休止のためのディスク領域」に着目し
てください。確認してほしいのは、「休止状態にするために必要なディ
スク領域」です。

休止状態にする際、そこの表記されている分、ハードディスクの空き容
量がないと休止状態にできない、ということになります。以前、ハード
ディスクの空き容量は、最低でも1GB作ってくださいと書いたことがあり
ますが、それをされている方は心配要りません。

次に「電源設定」タブをクリックしてください。ここではパソコンの作
業をしないで~分(時間)放置しておくと、モニタやハードディスクの電
源を切る、もしくは休止状態やサスペンドにするかの設定ができます。

ここは特にどうするのが良い、ということはありません。それぞれ使い
方を考えてお好みに設定してみてください。

最後にオススメの設定として「詳細設定」タブをクリックしてください。
ここではパソコンを起動しているときに、表記されている操作をすると
休止状態やサスペンドにするという設定ができます。

最近、休止状態機能を活用し始めたぼくですが、パソコン起動中に電源
ボタンを押すと休止状態になるように設定しています。電源ボタンを押
すとシャットダウンする、という設定も可能ですので、その方がパソコ
ンを終わらせる際、わかりやすいという方も多そうですね。

ここも特にこのように使うと良いです、ということはありません。自分
のパソコン対する認識や癖等でお好みに設定してみてください。ちょっ
としたことかもしれませんが、自分スタイルにカスタマイズすることに
よって、パソコンが非常に使い易いものになります。

これを機にその他の様様な設定を見てみるのも良いのではなないでしょ
うか。今更と思われる方も多いと思いますが、新たな発見があって案外
楽しいかもしれませんよ。




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 〆 今週のパソコン用語
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【※1 休止状態(ハイバネーション)】

コンピュータの電源を切る直前の状態を保存して、次に電源を入れたと
きに電源を切る直前の状態から作業を再開する機能。「休止状態」とも
呼ばれる。

バッテリーで駆動するノートパソコンなどでは、コンピュータの使用を
いったん中断する際に、作業状態を保存しつつ電力の消費を抑えること
ができる。中断する際に、メモリ上のデータをハードディスクに丸ごと
コピーしておき、再開時にはハードディスクからメモリの内容を読み出
し、電源を切る直前の状態に戻す。

いちいちOSやアプリケーションソフトの終了や起動を行なう場合よりも
時間や手間がかからず、消費電力も抑えることができる。
ハイバネーション中はコンピュータの電源を完全に切ってしまうため、
(バッテリーの自由放電を除いて)電力を消費しない。
ハイバネーションを行なうためには、メモリ内容を保存できるだけの空
き領域がハードディスクに存在する必要がある。
「サスペンド」機能に似ているが、サスペンドは作業状態をメモリに、
ハイバネーションはハードディスクに保存する点が異なる。


【※2 サスペンド(suspend)】

コンピュータの電源を切る直前の状態を保存して、次に電源を入れたと
きに電源を切る直前の状態から作業を再開する機能。

バッテリーで駆動するノートパソコンなどでは、コンピュータの使用を
いったん中断する際に、作業状態を保存しつつ電力の消費を抑えること
ができる。中断する際に、作業状態を省電力モードでメモリに保存し、
再開時には省電力モードを解除し、電源を切る直前の状態に戻す。

いちいちOSやアプリケーションソフトの終了や起動を行なう場合よりも
時間や手間がかからず、消費電力も抑えることができる。
サスペンド中もメモリの内容が失われないよう電力を消費するため、バ
ッテリーなどを使ってあまり長時間サスペンドしていると作業内容が失
われてしまう。
サスペンド機能のことを「レジューム」と呼んだり、サスペンド状態か
ら復帰する動作を「レジューム」と呼んだりすることもある。
「ハイバネーション」機能に似ているが、サスペンドは作業状態をメモ
リに、ハイバネーションはハードディスクに保存する点が異なる。


『IT用語辞典e-Words』より
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 〆 お知らせ
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 〆 編集後記
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サクラ満開なのに非常に寒いです。そう感じているのはぼくだけでしょ
うか!?すごく好きな時期だけに、少々残念でなりません。
あっさり体調まで崩してしまって、情けない限りです。


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『家庭のパソコン医学』
発行責任者:しむく shinmk2@gmail.com

プロフィール:
夜間大学に通いながらプログラマーとして社会人の世界に入る(大学2
年から)。サラリーマンが嫌になり、大学4年の時に辞め就職活動もせ
ずバンドを始める。バンドが趣味の域を越えなかったため、勤めている
ベンチャー企業の仕事の方に力を入れ始める。
この頃からパソコン内科医として活躍w
情報システム部、総務、財務を兼任することになり今に至る。
現在、行政書士受験生として法律の勉強に励んでいる。

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