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     家庭のパソコン医学 第59号:2006/2/19発刊

    発行部数:2,171部
        まぐまぐ:845部、メルマ:108部、
        メルマガ天国:130部、カプライト:753部、
        E-Magazine:157部、メロンパン:178部

 http://www.sandfin.com/magazine/katei-pasokonigaku.html

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▼このメルマガは、
 自分が実際に経験したパソコンのトラブルについて、
 その内容、解決法、予防法のほかにパソコンの基礎知識・用語等の
 紹介と説明をしていきます。
 多少作者の偏見も入っているかもしれません。
 ご了承の上、お読みください。
 注※対象はWindowsのみです。Macユーザーさんごめんなさい。
 (*- -)(*_ _)ペコリ


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 ▼ もくじ
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〆 文字コード

   【文字化け】

   【エンコード】

〆 今週のパソコン用語
   本文の中で注釈(※~)が付いている用語の説明

〆 お知らせ

〆 編集後記

バックナンバーはこちら
http://www.sandfin.com/magazine/katei-pasokonigaku.html#backnumber




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 〆 文字コード
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【文字化け】

インターネットをしていたり、メールを読んでいたりすると、文字が全
く読めない、いわゆる「文字化け(※1)」のページやメールを見たこと
があると思います。

「今週のパソコン用語」でも文字化けについて説明を掲載しますが、基
本的に「文字コード(※2)」の読み違えで起こる現象です。決して何か
が壊れているわけではありません。

Windowsはアメリカで作られたものですので、当然その中身は英語(アル
ファベット)でできています。日本語はもちろんのこと、韓国語や中国
語なんかも文字コードというものを利用することによって、Windowsは日
本人や韓国人、中国人も普通に利用することができるわけです。

日本語の文字コードは、インターネットでは主にJISコード(iso-2022-j
p)、EUC(euc-jp)、シフトJIS(shift_jis)の3つあります。最近はUnico
deというのもあります。

インターネットのページはHTML(※3)でできていますが、作る際の文字
コードの設定や、HTML内に記述してある表示する際に適用する文字コー
ドの設定等によって、この文字化けは起こります。つまり、この現象が
起きてしまう原因の大部分は製作者側にあるわけですね。

メールにも文字コードが適用されていて、日本人同士のやり取りでも上
記のような文字化けが起きることがあります。

メールソフトで適用されている文字コードは、インターネットより種類
がいくつか多くあります。

・ANSIコード(us-ascii)
・Latin 1コード(iso-8859-1)
・JISコード(iso-2022-jp)
・シフトJIS(shift_jis)
・EUC(euc-jp)
・Unicode UTF-7(utf-7)
・Unicode UTF-8(utf-8)

このうち、メールで広く一般に利用されている文字コードは「JISコード」
であり、ほとんどのメールではこれが利用されています。「シフトJIS」
や「EUC」は、Webページの制作(HTML)などではまだ利用されていますが、
メール環境ではほとんど利用されていません。

これらのコードは、ほかの言語との互換性や、多言語が同一メッセージ
中に混在するようなメールではうまく利用できないみたいです。

これ以外に、最近では上記にもありますがUnicode(UTF-7またはUTF-8)
が利用されている場合があります。スパムメールを始めとした海外から
のメールでよく利用されており、サーバーOSやサーバーアプリケーショ
ンなどが送信してくる、動作確認や通知用のメッセージでも利用されて
います。ちょっと専門的な仕事をしている人がよく使ってるような感じ
ですかね。



【エンコード(※4)】

さて、この文字化けは元々何かが壊れているわけではありませんので、
読めるように修正することができます。この処理が「エンコード」です。

文字化けは、文字コードの読み違えてるわけですから、合っている文字
コードで読めば、普通に読めるはずです。これは手動で変更することが
できます。

インターネットの場合、メニューの「表示」に「エンコード」というの
がありますので、上記で紹介した文字コードのいずれかを選んでみてく
ださい。

メールソフトも同じように、メニューの「表示」に「エンコード」があ
りますので、これで文字コードを選択してください。一度選択して失敗
するともう二度と読めない、といったものではないので、安心して選ん
で試してみてください。

ただし、必ずしもいずれかので読めるとも限りません。作成段階で製作
者側にミスがあれば読めないこともありますので、そのときは残念なが
ら諦めてください。

ちなみに自分がお勧めしているメールソフト「ThunderBird」はメニュー
の「表示」に「文字エンコーディング」がありますので、これで文字コ
ードが変更できます。




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 〆 今週のパソコン用語
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【※1 文字化け 】

テキストファイルをインターネット経由で送受信するとまれに発生する、
ひらがなや漢字など(いわゆる全角文字)が意味不明な記号に置き換わっ
て表示されてしまう現象。原因によってはアルファベットや数字などの
半角文字が化けることもある。

文字化けの主な原因は、「本来の文字コードと違う文字コードで読んで
しまった」「転送経路の途中で情報が欠けてしまった」「機種依存文字
を使っている」「正しく表示するために必要なフォントがない」などで
ある。

「違う文字コードで読み込んでしまう」タイプの文字化けは、主にHTML
で書かれたWebページを読み込む際に発生するもので、Webブラウザがペ
ージの文字コードを勘違いしたり、Webページに誤った文字コード宣言が
埋め込まれているのが原因である。このタイプの文字化けは、データ自
体は完全な形で受信できているため、正しい文字コードを手動で指定す
れば読めるようになる。

一方、「途中で情報が欠落してしまう」タイプの文字化けは、主にメー
ルを受信する際に起こりやすい。文字コード違いの場合と違って、この
文字化けはデータが一部失われてしまっているため、文字化けした文書
を正しく読める形に直すのは難しい。しかし、設定を正しく行えばこの
タイプの文字化けは回避できることが多く、送信者に設定を確認しても
らった上で再送信してもらうとよい。


【※2 文字コード(character code)】

字や記号をコンピュータで扱うために、文字や記号一つ一つに割り当て
られた固有の数字のこと。
日本語の文字コードは、JIS(日本工業規格)で標準化されたJISコードの
他、主にUNIXなどで使われるEUC、WindowsやMac OSなどで使われるシフ
トJISの3種類が利用されている。

最近では、世界のほとんどの主要な言語をサポートした2バイトの統一文
字コード体系であるUnicodeの規格化が進み、一部で利用が始まっている。
Unicodeはこれまで各国でばらばらに制定されてきた文字コードを統一す
るものとして期待されているが、普段アルファベットしか使わない欧米
の情報技術関連企業を中心に規格化が進んだこともあり、数多くの文字
を抱えるアジアの国々からは批判されている。


【※3 HTML(HyperText Markup Language)】

Webページを記述するためのマークアップ言語。W3Cが作成している規格
で、最新版はHTML 4.01。
HTMLは文書の論理構造や見栄えなどを記述するために使用される。また、
文書の中に画像や音声、動画、他の文書へのハイパーリンクなどを埋め
込むこともできる。
HTMLで記述された文書を閲覧するには通常Webブラウザを使用する。しか
し、HTML文書はテキスト文書の一種であるため、テキストエディタでHT
ML文書を開き、タグごとテキスト文書として読み書きすることも可能で
ある。


【※4 エンコード(encode)】

データを一定の規則に基づいて符号化すること。エンコードを行なうソ
フトウェアをエンコーダという。データの圧縮や暗号化などがこれにあ
たる。エンコードされたデータを元に戻すことをデコードという。



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 〆 お知らせ
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 〆 編集後記
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るとそれなりに評価も受けられるかなと喜んでいます。
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『家庭のパソコン医学』
発行責任者:しむく shinmk2@gmail.com

プロフィール:
夜間大学に通いながらプログラマーとして社会人の世界に入る(大学2
年から)。サラリーマンが嫌になり、大学4年の時に辞め就職活動もせ
ずバンドを始める。バンドが趣味の域を越えなかったため、勤めている
ベンチャー企業の仕事の方に力を入れ始める。
この頃からパソコン内科医として活躍w
情報システム部、総務、財務を兼任することになり今に至る。
現在、行政書士受験生として法律の勉強に励んでいる。

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ブログ『しむく航海日誌』:http://ameblo.jp/katei-pc-igaku/
家庭のパソコン医学も含め、その他趣味や日頃思ったこと等ひとりごと
を書き綴っています。

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