THE AVIATOR

松竹
アビエイター 通常版
[監督]マーティン・スコセッシ
[出演]レオナルド・ディカプリオ
   ケイト・ブランシェット
   ケイト・ベッキンセイル
   ジュード・ロウ
   アレック・ボールドウィン
   ジョン・C・ライリー
あらすじ… 
 実在したアメリカの大富豪ハワード・ヒューズの
 波瀾の半生を描いた伝記ドラマ。
 18歳で亡き父の石油掘削機の事業を引き継ぎ
 大富豪となったハワード・ヒューズ。
 1927年、21歳の彼は、その莫大な財産を全て注ぎ込み、
 航空アクション映画「地獄の天使」の製作に着手。
 30年に同作を完成させると大ヒットを記録し、
 ハワードは一躍ハリウッド・セレブの仲間入りを果たす。
 やがて、人気女優キャサリン・ヘプバーンと出会い、2人は恋に落ちる。
 彼はその後も次々とヒット作を生み出す一方、
 航空会社TWAを買収し、自らの操縦で世界最速記録を
 次々と更新するなど、大空への夢も実現させていく。
 こうして順風満帆な人生を謳歌するハワードだったが…。

感想…

 大富豪の実話を映画化とだけあって

 お金のかけかたが半端じゃない!


 妥協を許さないハワードの半生だもの。

 完璧な役者陣営と完璧なセット…

 全てが完璧なキャスティング!!


 ディカプリオ念願のオスカーは逃したが

 私はJ・フォックスよりディカプーに賞をあげたい。

 「Rey」を作らせてくれた

 レイチャールズ本人に敬意を表し、作品賞を送り

 ディカプリオには主演男優賞というのが妥当では?!

 

 ハワードの大胆さとは、裏腹に見せる弱さを

 表現するディカプリオの演技が素晴らしい。

 

 日常生活の点在する恐怖

 耐え難い感情を必死にコントロールしようとする男

 一人孤独に戦わなければいけない。

 仕事で大きなプレッシャーが圧し掛かるたびに

 彼の心は恐怖に支配されていくが

 だけど仕事は続いていく逃げたくない手放したくない。

 心が潰されそうになっても彼は戦い、道を開いた-

 フロンティアを切り開く開拓者のように

 常識を打ち破り、今日まで彼の行動は強く影響を残している。

 

 そんな偉人を納得の演技で見せたディカプリオに拍手!



 カメレオン女優、ケイト・ブランシェットは

 堂々の助演女優賞を受賞!


 オスカー4回受賞の伝説の大女優

 キャサリン・ヘプバーンを演じるのだ

 生半可な演技では観客が許してくれないだろう


 だがしかーし、今回も見事な変身振り!

 彼女は目で演技するだけではなく

 その真っ赤に塗られた唇で微細な演技を見せる

 声質、表情…それだけで伝わる。それが本物の女優だと思う。


 

 ある意味カメレオン女優なケイト・ベッキンセール

 美女の名に相応し~いお姿。まぶしい!!

 どの映画もメイクがまったく違うテイストなので

 全部、別人に見えるんですけど!

 んで、よーく見ると「あ、K・ベッキンセイルじゃん」みたいな。

 女は化粧で化けるんだなと改めて思いました。 

 

 ハワードに盗聴器しかけられてキレるが

 でもハワードを助けてあげたり、

 優しいけどしっかり冷たくもあり、

 プライドのあるマジでいい女じゃったのぉ~

 

 K・ブランシェットは演技力ゆえに

 毎回、別人に見えるが、

 K・ベッキンセイルはメイクで別人に見える…。



 ちょっとしか出ないけどジュード・ロウも

 堂々の存在感。やっぱカッコイイ☆

 

 ジョン・C・ライリーも相変わらずGOOD!

公式ホームページ 
http://www.aviator-movie.jp/