最近、猫が早起きで困る。
寝る時はケージのなかに入れているのだが、明け方になると「出せ、出せ」とばかりにケージをがんがん叩くのだ。早い時は3時過ぎのことも(まだ朝じゃないって)。
それにしても、10歳になるのにやんちゃな奴なのでちっとも目が離せない。もっと自由にさせてあげられる環境ならいいけど、仮住まいではそれもかなわず。ごめんよ。でも、ゴミ出しのない日くらいゆっくり寝かせてよ~。


いちにち、いろんな意味で真面目に過ごす。


「中部短歌」5月号の菊池裕さんの時評を読む。高瀬一誌さんの破調について批判的に述べたもの。高瀬さんの破調に関しては、もっと検証されていいのかもしれない。わたしは菊池さんほど批判的ではなくて、そこに不思議な魅力を感じるのだけれど、大きく短歌の韻律を変えたとまでは思えない。あれだけ「短歌人」のひとたちが高瀬さんの人間的な魅力を語りながら、彼の破調に関しては受け継ぐ(あるいは影響を受けている)ひとがいないのはなぜなんだろうとずっと不思議に思っている。

ちなみに「未来」5月号では、評論12章で柳澤美晴さんが高瀬一誌論を書いています。「短歌人」のひとにも読んでもらいたいものです。