いわゆる足利事件で無期懲役が確定した菅家利和さんが、再審請求・即時抗告されれていた事件で、東京高検が再審開始を容認する意見書を東京高裁に提出し、東京高裁が再審開始がほぼ決定し、ようやく菅家さんが無罪になる公算が高くなった。
またそれを受けて、ようやく釈放された。
菅家さんは62歳とのこと。
17年間言われ無き罪のために刑務所に入っていた。
17年…
逮捕された当時の年齢は45歳…
菅家さんは、昨日のインタビューで、次のように言っていた。
「間違ったでは済まない。この17年間ずっと思っていた。当時の刑事、検察官には謝ってもらう。絶対に許すことはできない。自分の人生を返してもらいたい。父も母もつらかったと思う」
と。
この事件の前後に同じく渡良瀬川近辺で起きた同様な事件が4つある。
うち前の2つは、菅家さんに容疑がかけられ、アリバイが成立し、不起訴になった。
でこの足利事件は、DNAが合致したと言うことで、また自白も強要されて、起訴された。
17年を経て、無罪になったが、菅家さんに罪が被さられてからも、その後も2件起きている。
そのうち記憶に新しいのは吉田有希ちゃん誘拐殺人事件だろう。
時効になっていないのはこの吉田有希ちゃん事件だけ。
警察と検察は、菅家さんに罪をなすりつけてしまっている内に、2名の被害者が出たと言うことなり、うち1つは、既に時効になっている。
***
菅家さんに容疑がかかったとき、近所の人たちから怪しい人がいると言われている。また、あろう事か、園長にも子供を見る眼が怪しいとまで。
マスコミも相当彼を疑い、そして犯人扱いした。
これは間違いない。
あとから、DNAの合致は警察庁からのリークで、DNA鑑定の予算獲得の為のものであったという噂もある。
***
警察も悪いし、検察も悪い。
そして、裁判官も、ろくに吟味もせずに、鵜呑みし、再審もしなかった。これも悪い。
でも、一番悪いのは、警察庁という官僚組織とそれに加担したマスコミかも知れない。
こういうえん罪は実はこういう図式が多く官僚とマスコミがセットになっている。
この菅家さんの事件の場合は、警察庁からのリークを受けて、大手マスコミは、大々的にかき立てて、これが原因で、検察や警察も裁判官も、そしてあろう事か菅家さんの一審の弁護士までも、それを信用してしまい、自白の検証を怠ってしまった。
***
この足利事件の菅家さんの事件は、一つの事例にしか過ぎない。
官僚とマスコミとが結託してえん罪を作り出すという構図が一番私が怖いことでもある。
小沢の秘書逮捕の事件をことさらに、声高に私が警鐘ならすのは、この足利事件の背景に似ていると感じているからである。
予算獲得ということは違うけれど、明らかに検察や警察が何かしらの意図をもってこの事件を担当している。
そして、類似事件は無しにしている。過去も現在も。
小沢がどうのではなく、大久保がどうのではなく、私が怖いと言っていたのはこのことで、図らずとも、菅家さんの事件で、また証明されてしまった。
マスコミは、罪作りである。
裏とりも、自ら考えることもせず、官僚の意図に操られているのか、結託しているのか解らないが、その責任はとても重い。
松本サリン事件の河野さんで懲りていたと思っていたが、全くもってひどい。
***
警察も検察も裁判官も悪い。
菅家さんが失った17年を可能な限り返してあげて欲しいが、それはマスコミも同じである。
全てのマスコミは猛省すべきであると私は思う。
最後に、以下のリンクを参考にして欲しい。
そして、お時間があれば、是非目を通して欲しい。
足利事件~足利事件の菅家利和さんは無実です~
足利事件
SCRAMBLE-8:「足利事件」菅家利和受刑者釈放へ 足利事件の菅家受刑者を釈放へ、東京高検が再審容認意見書
裁判員制度が始まっている。
本当の目で、人を裁くことが、私自身を含めて、出来るのであろうか…
マスコミに左右されずに。
検察や警察の作り話を見抜けるのだろうか。
マスコミだけが、一般人には支えであるはずなのに。
マスコミの罪は大きい。
そして、それは刑事事件に限らず、一般人に直接害がないだろう政治や経済にも及んでいる。
官僚とマスコミの御業でね。
そして、じわじわと、隷属的な環境がつくられている。
マスコミの罪は重い。
またそれを受けて、ようやく釈放された。
菅家さんは62歳とのこと。
17年間言われ無き罪のために刑務所に入っていた。
17年…
逮捕された当時の年齢は45歳…
菅家さんは、昨日のインタビューで、次のように言っていた。
「間違ったでは済まない。この17年間ずっと思っていた。当時の刑事、検察官には謝ってもらう。絶対に許すことはできない。自分の人生を返してもらいたい。父も母もつらかったと思う」
と。
この事件の前後に同じく渡良瀬川近辺で起きた同様な事件が4つある。
うち前の2つは、菅家さんに容疑がかけられ、アリバイが成立し、不起訴になった。
でこの足利事件は、DNAが合致したと言うことで、また自白も強要されて、起訴された。
17年を経て、無罪になったが、菅家さんに罪が被さられてからも、その後も2件起きている。
そのうち記憶に新しいのは吉田有希ちゃん誘拐殺人事件だろう。
時効になっていないのはこの吉田有希ちゃん事件だけ。
警察と検察は、菅家さんに罪をなすりつけてしまっている内に、2名の被害者が出たと言うことなり、うち1つは、既に時効になっている。
***
菅家さんに容疑がかかったとき、近所の人たちから怪しい人がいると言われている。また、あろう事か、園長にも子供を見る眼が怪しいとまで。
マスコミも相当彼を疑い、そして犯人扱いした。
これは間違いない。
あとから、DNAの合致は警察庁からのリークで、DNA鑑定の予算獲得の為のものであったという噂もある。
***
警察も悪いし、検察も悪い。
そして、裁判官も、ろくに吟味もせずに、鵜呑みし、再審もしなかった。これも悪い。
でも、一番悪いのは、警察庁という官僚組織とそれに加担したマスコミかも知れない。
こういうえん罪は実はこういう図式が多く官僚とマスコミがセットになっている。
この菅家さんの事件の場合は、警察庁からのリークを受けて、大手マスコミは、大々的にかき立てて、これが原因で、検察や警察も裁判官も、そしてあろう事か菅家さんの一審の弁護士までも、それを信用してしまい、自白の検証を怠ってしまった。
***
この足利事件の菅家さんの事件は、一つの事例にしか過ぎない。
官僚とマスコミとが結託してえん罪を作り出すという構図が一番私が怖いことでもある。
小沢の秘書逮捕の事件をことさらに、声高に私が警鐘ならすのは、この足利事件の背景に似ていると感じているからである。
予算獲得ということは違うけれど、明らかに検察や警察が何かしらの意図をもってこの事件を担当している。
そして、類似事件は無しにしている。過去も現在も。
小沢がどうのではなく、大久保がどうのではなく、私が怖いと言っていたのはこのことで、図らずとも、菅家さんの事件で、また証明されてしまった。
マスコミは、罪作りである。
裏とりも、自ら考えることもせず、官僚の意図に操られているのか、結託しているのか解らないが、その責任はとても重い。
松本サリン事件の河野さんで懲りていたと思っていたが、全くもってひどい。
***
警察も検察も裁判官も悪い。
菅家さんが失った17年を可能な限り返してあげて欲しいが、それはマスコミも同じである。
全てのマスコミは猛省すべきであると私は思う。
最後に、以下のリンクを参考にして欲しい。
そして、お時間があれば、是非目を通して欲しい。
足利事件~足利事件の菅家利和さんは無実です~
足利事件
SCRAMBLE-8:「足利事件」菅家利和受刑者釈放へ 足利事件の菅家受刑者を釈放へ、東京高検が再審容認意見書
裁判員制度が始まっている。
本当の目で、人を裁くことが、私自身を含めて、出来るのであろうか…
マスコミに左右されずに。
検察や警察の作り話を見抜けるのだろうか。
マスコミだけが、一般人には支えであるはずなのに。
マスコミの罪は大きい。
そして、それは刑事事件に限らず、一般人に直接害がないだろう政治や経済にも及んでいる。
官僚とマスコミの御業でね。
そして、じわじわと、隷属的な環境がつくられている。
マスコミの罪は重い。