突然ですが、今日は
ある広告コピーをご紹介します。
まず、読んでみてくださいね。
大人はええぞ。
まずな、宿題がない。
うまいもんが食える。
な、ええやろ。
やりたいことができる。
好きな仕事が選べる。
じぶんでお金がかせげる。
好きな人と結婚できる。
ええやろ?
それからいちばんええのはな、
大人なってからでも
いくつになっても
なんぼでも
やりなおしがきくことや。
好きなこと、やったらええ。
楽しみやなぁ。
家族で話そう。福井新聞
新聞に掲載された広告コピーです。
この広告主は、福井新聞。
あなたはどう思われましたか。
宿題はないけど、残業はたくさんあるぞ。
大人って、やりたいことができるかなぁ?
仕事は選べないと思うんだけど。
好きな人と結婚できるって、簡単にはいかないよ。
そもそも大人はやり直しができる?
たぶん、そんなツッコミを入れたい方は
いらっしゃることと思います。
でもね、私ははじめて読んだとき、
こう思ったんです。
「こんなこと言える大人になりたい」
たとえそこに小さなウソがあったとしても、
子どもに対して、
大人はええぞ、と言ってあげたいなぁ。
私はつねづね大人は、
子どもにとっての希望や夢で
あるべきだと思っています。
でないと、
大人がしけた表情を見せたら、
「ああ、大人ってそんなものなのか」と
子どもたちに思われてしまうから。
2012年はスタートしたばかり。
どれだけ私自身が
子どもたちに胸をはれる大人になれるか。
試行錯誤の連続ですが、
頑張っていこうと思っています。
