アイディアというのは結局のところ『モチベーション次第』。 | JING・LOR?                                   

アイディアというのは結局のところ『モチベーション次第』。

私の現在のポジションはマーケティング・営業部門のGM。

しかし私の直属にはManager、Assistant Managerという立場が無く、Senior Supervisorと呼ばれる人たちがいます。他部門にはもちろんManagerはいますが、私の部門にはいません。ですので、この立場の人間たちをいつかManagerにする事が、私の責任の1つなのです。

Managerになるために必要なものを考えてみると色々あってきりがないのですが、1つあげるとしたら「理解力と決断力のパッケージ」ではないかと思います。この2つはどちらかが欠けてもいけないものだと思いますし、決断力は「意見を持つ力」のトレーニングにもなると思います。

そのスキルを育てていくために、”相談されたら『あなたが私の立場でその相談を受けたらどのように返事をする?』と再度問いかけなおす活動”を今週から始めました。まだ数日しかたっていないのですが、効果が少し出てきています。

社長にも『次のステップにいくためにもこの活動をやろうと思うのです』と話をした所、『いいんじゃないか。我々だけがいつまでもSolution providerではいけないのだから』と快諾を頂き、早速取り組みを開始しましたが、効果というか結果は意外と早いうちから見えるものだなと感じています。

目に見える結果としては、野心的な人たちはすぐ反応して良く(嬉しそうに)考えるものだなということです。Managerというポジションを目指す人たちにとってわかりやすい模擬訓練なのでしょうが、こういうところから見るに、アイディアというのは結局のところ『モチベーション次第』なのだろうなと改めて感じます。

そこでもし安易に『アイディアないので、諦めろと部下に言います』と言うようであれば自ら上司に対して『私は上司に向いていません』と言っている様なものですからね。『試されている』事を理解できる人間はやはり自分で環境に対してアジャストしていくものだなと感じます。

これからサバイバルの要素がますます高まるASEANにおいて、気持ちがある人間と無い人間を自分の中で仕分けをして、AEC開幕へ備えていきたいと思っています。