ノックする前の礼儀 | 花匠前野 華道家 前野博紀のブログ

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連日、社中の役員の新人はなんやかんやと手伝いにに自分の仕事も大変ながら
教室に顔を出して手伝いをしている。

此が素直に伸びてくれればと、祈るばかり。(笑)

役員ベテラン組は中々、「真」が入るか否かの瀬戸際を俺は見ている。
破門になった前役員と同じか、そうなるかは……ぎりぎりの線だと思う。お偉く慢心にならずに我を通さず、自己流にならずに、小我でなく大我で花に向かえるか……そろそろ、「花」はベテラン組みに厳しい試験を突きつける時期だ。(笑)

年末からの社中展は、弟子たちの本来の生き方やそこから見える未来が花から俺に判る時なので、こういう場を与えて下さった京王プラザホテルさんには、俺としてもとても感謝をしている。

まず、この時にベテラン組が「こういう事は若い人に」等と言ったら、其処で花はそっぽを向く事位は解っていた方が良い。

誰かを動かしたいならまず、自分が動く、は鉄則。

花は自分から咲かなくては咲かないのだ。其を解っているか、いないかの差は大きい。

昨日の夕方にも、ずいぶんとおかしな事が起きた。(笑)

教室の体験クラスに参加希望の人とうちの新人スタッフのやりとりで呆れた事があった。

勿論、事務方の男子もいたから上司として彼も対応していたが……(笑)……

花教室の体験をしたいと連絡があり、
その人には俺の許可を貰い、新人スタッフは受付OKの連絡を折り返しするが、
電話番号を聞き間違いで連絡がつかず結局、そのままになったのは先週の事。

そして、昨日、その体験したい人から連絡があると、電話番号を聞き間違いしたスタッフに怒るのは良いし当たり前だが……、

「体験クラスは、体験なのに何でただじゃないのか?」(勿論、俺が招待する無料体験もある。あくまでも其は俺が決める事だ。)

「代金がかかるなら、内訳を教えろ、其れを明確に聞く権利はある。」と、

宣ってきたのだが(笑)……、

事務方の男子が新人スタッフから電話を代わってその御託を俺の傍でバッサリ切っていた。

「体験が全て世の中で無料だと思うこと自体がおかしく、キャンペーンをしてる訳でも、雑誌社の懸賞でもない。ここは華道教室だから花材も、勿論、先生の教授料は当たり前です。うちは、花教室・華道教室ですから。」

「内訳は、花材費用○○円、先生の教授料金が後の金額です。但し、こういう事を聞くのは失礼ですね。礼儀を持たずに話をする人にはものを聞く権利等ありせん。体験していただなくて結構です。」

と、言われて事務方の男子スタッフにピシャリと断られていた。

が、その後も新人スタッフにまた、電話をかけて来てまた、断られても文句を言いながらあまりもしつこいので俺に代われと言うと、電話を切って逃げてしまった。(笑)

俺の本を前から読んでいた、
仕事を辞めた、
権利だ、
無料じゃないのか、

って、
此が何かを学びたい者の態度かい?(笑)

はっきり言わせて貰えば、何でもノックすれば叶うと思うな。

ノックをする前の礼儀を通さないで何が始まると言うのだ。

仕事を辞めようが何をしようが人様には
関係ない、全て自分の事は自己責任だ。

体験をなぜ無料にしないか、なんて関係ない事だ、其が嫌なら来なくて良い、何でも無料ならやるなら無料でしかない価値の所ですれば良い。

『選ばれなければ、選べない。』これは
世の中全ての理。

俺の花教室はそういう人は来てほしくないから、そういう人は選ばれるはずがない。

新人スタッ女子が、外から戻った弁慶(妻)
に事の経緯を説明するが、スタッフ女子が「先生の本も読んでるって言ってました。」と言った途端、大きな声で

『大体さぁ、先生の本を読む奴なんてまともだと思うなよぉ。大体、あの本を読んでる奴は、夢物語にしか先生の言葉を読んでないのが大半。あの言葉は全て現実だって厳しさが判らない奴が来るんだからさ。まともな奴は最初から本を読んでるなんて最初からアピールしないよ。
おかしいから、そういう事言うんだよ。

って……俺、手伝いに来てた社中役員他……爆笑。(笑)

俺は、思わず
『流石やわ。男やねぇ。』と言ったが
(笑)……

俺の本を読むなら、全て俺に起きた厳しい現実の言葉と思って読んで欲しい。
そうしたら、(笑)
絶対に俺の様に生きたくないはず。(爆)

但し、本気で生きたい人は何度も何度も現実に起きた事といつも頭に入れながら読んで欲しい。

勿論、社中役員は社中展までに最低2回は
読みなさい。(笑)
で、常に基本に戻る。

勿論、社中のお弟子さん(生徒)も1回は年末までに読む事。新しい気付きを社中展までに見つけなさい。

<大藤桂子と打ち合わせ中。花の弟子としての大藤の作品も社中展に展示される>