8月25日(日)小金井薪能の作品記録画像

<午前中は、生憎の雨。6mの黒松がユニックで下される。>

<凄い大きさだよね。(笑) 重さは半端なく重い。>

<十何本の黒松を・・・スタッフ・弟子たちの手で持ち上げる。>

<支えるだけで大変な重さなので、全員が必死の形相。(笑)

女子は化粧も落ちて、ドロドロでもそれでも立てる。>

<やっと、1本が立ち・・・これをあと8本は最低でも

立ち上げる。>

<黒松を支えるために竹の骨格を急いで創り上げる。>

<そして、俺のお印の様な(笑)線の面構成のオガラの構成を

製作し、松の上に花が降るオーロラの様なイメージを創る>

<「三保の松原」を創ってほしいが実行委員会の方々の

希望だから舞台全体を装花していく。>

<勿論、最後の最後までリハが始まっても装花は続く。>

<装花、終了。通しリハが始まる。>

<完成>

<雅楽が始まり>

<狂言が始まり>

<演目「羽衣」が始まり・・・見えるかな?後ろに白い何かが

下りてきている。花と津村先生のチカラが天から力を下すのだ。(笑)

津村先生との不思議は、護国寺で「半蔀」の演目の時に『立花』を

いけさせていただいた時も風の無い空間で「真」の枝(神様を下す枝)が、

津村先生が舞い続け演じ続けている間、揺れ続けていた。>

<夜の不思議な空間に篝火がたかれる幻想的な世界でした。>