1980年のモスクワオリンピックの時に開業した大型ホテル群。
イズマイロヴォは棟によってアルファ、ベータ、デルタ、ガンマ、ヴェガから構成されますが
現在はそれぞれ経営が異なるので品質もバラバラ。
今回は日本人もよく利用するヴェガ(3つ星)に泊まってみました。
ソビエト時代の1980年築なので古さを感じますが、改装されて内部はキレイです。
棟ごとに経営やサービスに差があるので、各棟を散歩してみても面白いでしょう。
ただし、ロシアのどこのホテルもそうであるように、各ホテルの入り口やエレベーター前には
KGBかマフィア崩れかのようなセキュリティーが鋭い眼光を光らせているので、ふらふら入って
いくと呼び止められることも。市内ではチェチェンなどコーカサス絡みのテロが頻発しているので
空港やホテルなどの人ごみには用心を。
イズマイロヴォ ホテル群の入り口には共通のサインボードがありました。
そこの正面にはアルファ棟が見えますが、古めかしい1980年モスクワオリンピックの看板と
ミーシャが見えます。
左はヴェガの1Fロビー、ロシアの古い土産物屋と近未来的?な空間が同居しています。
右はピンク色の蛍光灯に怪しく輝き、葉巻の香りがするガンマ棟の1F。
ヴェガとガンマでは流れる空気が違います。ヴェガはベストウエスタンホテルと提携するらしく、
他より一歩リードしている感があります。
ガンマ棟の宿泊客はほぼロシア人のようです。
ロシアにしては珍しくヴェガの従業員は愛想がいいのに、ガンマは旧態依然としているようです。
(右)イズマイロヴォ・ホテル群の全景。
客室とレストランの紹介はまたの機会に。
2011年8月 ロシア・モスクワ