イズマイロヴォ・ヴェガホテルには本来レストランが数軒入っているはずですが、改装中の
ため利用できたのは1Fにあるこのレストランのみ。西洋料理が中心で、ロシア料理は数種類
あるのみです。ガンマとかアルファとか、他の棟のレストランを利用すればロシア料理専門店が
あったかもしれません。
ここのウエイターの一人は中国系ロシア人で、私たちが日本人だとわかると
まだ注文もしてないのに挨拶代わりに
「おいしい? ハァ?」と日本語で聞いてくるのがちょっとうっとうしいです。
ボルシチとともにロシアを代表するスープの一つ。
代表でありながら、サリャンカって定義があいまいなスープで、ネットで調べると
「サリャンカとはトマトピューレベースのスープである」とか書かれているけれど、別にトマトを
入れなくてもそれはサリャンカなのです。
トマトを入れずブイヨンだけの場合もあり、具材も冷蔵庫の残り物的で牛肉、魚やら
ソーセージ、オリーブ、塩漬けキュウリ、ニンジンなどの野菜、など何でもあり。
ピクルス系の酸味に加えて最後にレモンの輪切りを載せるので酸っぱいです。
さらに、塩漬けピクルスが放っているのか?塩分は濃いめです。
ロシアの漬け物各種
サリョンナヤ カプースタ(キャベツの酢漬け)、キュウリ、トマト、ニンニクの芽、ニンニクなど
各種漬け物。ウォッカが進みます。
ロシアにしては珍しく、大音響のバンド演奏ではなく流しのギターリストが静かに演奏を
始めました。やっぱりこれくらいの音量がいいですね。
2011年8月 ロシア・モスクワ