アルメニアのナン (ラヴァーシュ)        エレバン | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

日本ではナン(ナーン)はインド発祥と思われがちですが、元来はアフガニスタン方面が

起源だと言われています。そこからインド、パキスタン、中国新疆ウイグル、イラン、

ウズベキスタン等の中央アジア諸国、そしてアルメニアにもナンが伝わりました。


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アルメニアのナンはイランとほぼ同じく薄くて巨大なものでラヴァーシュと言います。

シャシリク(串焼き肉)や香草をクルクルと巻いて食べるのが一般的です。

隣国イランでは同じものをノーン、またはノーネ・ラヴァーシュと発音します。


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ラヴァーシュと言っても種類豊富で使う粉によって風味が違います。

(アルメニア・エレバンの市場にて)


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(右)コーカサス的なパンはどちらかというと欧州風ですね。

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アルメニアのナン(ラヴァーシュ)の工房にお邪魔しました。


(左)この台を使って捏ねたり伸ばしたりします。

(右)タンドゥーリーのような窯があり、ここで焼きます。窯の入り口には排煙ダクトが

   かぶせられていますので、残念ながら窯の中を見ることはできませんでした。




アルメニア・エレバン 2011年8月