まもなく海上自衛隊から引退するYS-11Tのコックピットを見学しました。
下総基地の一般公開ではこれが最後のお披露目となるそうです。
見学は大盛況で機内見学は30分待ち、コックピット見学は2時間待ちでした。
操縦桿についているバインダーに航空地図などのチャート類を挟んで、アナログ計器を
頼りに航法します。ハイテク機にはない味がありますね。
(左)ペダルを踏み込むと垂直尾翼の方向舵が動きます。
操縦桿を左右上下に動かすと主翼と水平尾翼が動きます。かなり重たいです。
(右)無数にある計器も基本は目の前に配列されています。
中央にある水平儀は模擬地平線。これで悪天候や夜間でも姿勢を把握できます。
水平儀の左が速度計、右が高度計、下が方位計。水平儀を中心にTの字になるように
計器をスキャンすると効率的です。
(左)クラシカルなエンジン音と共に会場をローパスするYS-11T
(右)下総航空基地の第205教育航空隊 ここがYS-11Tで乗員の養成をしています。
会場をローパスして急上昇するP-3C
最近ソマリア沖や中国との領土問題で活躍中の対潜哨戒機P-3Cです。
下総基地に配属されているのは乗員訓練機として活躍しています。
今年は4機編隊でのローパスも披露されました。
8時の開門とともに訪問。
朝9時00分の抽選は定員50名に対して抽選に挑んだのは約100名
2分の1の確率ながら夫婦ともに落選(泣)
こちらは2007年に一度夫婦で体験しています。4発の大型プロペラ機の操縦感覚は
感激モノですよ!!
P-3C、YS-11Tによる体験搭乗
こちらは往復はがきで事前抽選でしたが、こちらも夫婦ともに当たりませんでした。
特に今年は風向きの関係で着陸時に自宅上空を低空で通るコースだったので
さらに残念です。
昨年はUH-60Jによる体験搭乗に当たり20分の空の旅を楽しみました。
一度P-3Cに乗ってみたいのですが、いつ当選することやら。
昼過ぎに基地を後にしました。
自転車(ロードレーサー)で訪れたので、帰り道に梨の直売所でそろそろシーズン
終わりの品種(新高)を買って、そのまま柏駅前へランチに向かいました。