亀有にあるパキスタン料理店「ムルタン」
私たちの要望に応えてオーナーがメニューには無い本格的パキスタン料理を
作ってくれました。(何回分かをまとめてレポートします)
ヒンドゥー教徒の多い隣国インドではビーフを食べることはタブー視されていますが、
イスラム教徒が大半のパキスタンではビーフもよく食べられています。
パキスタンでは一般的に鶏よりもビーフのほうが安いんですよ。不思議ですね。
油がいっぱい浮いているところも現地と同様。とっても深い味わいの一品。
パキスタンの朝食の代表格と言えばニハーリーとパーヤー
今回は羊肉と脳ミソ入りバージョン。 濃厚なお味ともの凄い油に圧倒されます。
何故朝に食べるのかマスターに聞いてみたら、ニハーリーは7時間ぐらい煮込まなければ
ならないので、夜にコトコト時間かけて作って朝食べるものだということです。
コテコテの味ですが、レモンをかけると少し食べやすくなります。
(右)ビーフとダールのパーヤー
ニハーリーと並んでパキスタンの朝食におけるもう一つの定番、脚の煮込みがパーヤー。
いつもは山羊の脚を出すそうですが、今日はビーフバージョンでコラーゲンたっぷり。
オーナーのカレーはパキスタンの家庭の味。
ボンベイビリヤーニー
オーナーの母(だったかな?)がインド・パキスタン分離独立前のボンベイ(ムンバイ)出身
だそうです。出てきたのはオーナーの生まれ育った家庭の味を再現したビリヤニでした。
青唐辛子が入っていて辛い!!
(右)チャパーティー
アーター(全粒粉)の風味が素晴らしい。
マトンカレー(山羊バージョン)
パキスタンでは「マトン」という英単語が羊ではなく山羊を指すことが多いです。
こちらのお店も現地と同じく山羊肉を使用したマトンカレー。相当なクセがあります。
(左)食後にはキールでさっぱり。
(右)マスターのパキスタン土産
帰り道、油の摂取しすぎで苦しかったけど久々の本場の味に満足です。
今度からは腹八分目にしよう。
パキスタン料理「ムルタン」 葛飾区亀有