フィッシュカレー    スリランカ・二ゴンボ | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

スリランカでは広く魚料理が食べられています。インドでも主に南インドやベンガルなど

では魚を食べますが、全土で広く一般的に食べられているわけではありません。


インドでは人間の死体を川に流すことがあり、魚はそういった人間をも食べているかもしれないという

ことで、確かヒンドゥー教のマヌ法典では魚食は避けるべきものであったように記憶しています。

浄・不浄の観点から言うと、川魚よりも海の魚のほうが、そういったものをエサにしている

危険性が少ないことから「浄」ということになるとも聞いたことがあります。


さて、今回は観光客向けではありますが、スリランカの港町のレストランで食べたフィッシュカレー

についての記事です。


世界の食卓  グルメ探求の旅-s1 パリップ        定番の豆カレー。


アラ・ウェンジャナ  鰹ぶしのだしが隠し味のジャガイモカレー。スリランカ料理には

              モルディブ・フィッシュから作る鰹節が必須です。


フィッシュカレー  スリランカのはインドと比べてもとっても辛いです。写真の魚の種類は

              失念しましたが、スリランカでは「さわら」が珍重されています。



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(左)リゾートの食堂では中華のメニューも充実。しかしスリランカ米に中華はちょっと(汗)。

(右)パパダム


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(左)パーボイルドライス

   やはりカレーはパラパラのスリランカ米で食べるに限ります。独特の香りが気になる人も。

   籾の時に一度蒸してそれを乾燥させて保存し、食べる時にもう一度炊き上げます。



(右)観光客向け食堂の看板


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こちらはホテルのフィッシュカレーとご飯

鰹だしの効いたカレーに大振りの魚がごろごろ。ライスには干し魚が添えてあります。


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干し物はスリランカ料理には欠かせません。(二ゴンボの漁港にて)



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(左)すぐ近くには3年前に訪れた非常に不味いカルボナーラを食べたお店も健在でした。

   ここは英国人観光客の溜まり場です。


(右)今回、フィッシュカレーを食べたのはトパーズホテル周辺の宿や食堂が密集している地域。

   まるで一昔前のバリ島・クタのような雰囲気です。何故かブルガリア人がウエイターを

   していましたが、コックはちゃんとスリランカ人でした。