■インド亜大陸にはいろんなビリヤニがあるもんだ
千代田線新御茶ノ水駅から徒歩2分のところにあるネパール人オーナーシェフが
経営するこじんまりしたインド・ネパール料理店。
dancyuにビリヤニが旨いという記事が載っていたので、GWの谷間の日の会社帰りに
奥さんと訪れてみました。
そこで出てきたのは「壷に入ったマトンビリヤニ」。
真鍮製の壷の中にライスとソースを何層にも重ねてタンドールで
焼いたもの。注文から提供まで30分近く必要な手間のかかる料理法です。
時間もかかりロスも多いのでこの壷を使う手法を採用する店は希少です。
国内では初めてお目にかかりました。
味はスパイスの複雑な調和という表現が一番しっくりくるのかもしれません。
口にふくむと次々とスパイスの味が認識され、それが次第にさっと調和されていくのです。
■ライタ、アチャール類
ビリヤニにぴったりなのはライタ。中でも左の「チュカウニ」はヨーグルトとじゃがいも、
そしてスパイスが溶け合ったもの。
右はじゃがいもときゅうりのアチャール(漬物)。黒胡椒のアクセントが食欲をそそります。
インド・パキスタンのコテコテのアチャールが苦手なうちの奥さんでもネパールのは
さっぱりしたものが多いので大丈夫。
■カレー類もレベル高し!
ここはビリヤニばかりではなくカレーも一級品。
写真のダールカレーはとっても上品なテイスト。他店のダールカレーと比べてみて
ください。驚くこと必至です。
(左)ダール&パラックのパコラ(豆とほうれん草の天ぷら)
(右)マンゴーラッシー
リピートしたいお店がまた増えてしまいました。