グリーンピア三木の売却で神鉄粟生線は生き返るか? | かしのたかひとマインドマップ

かしのたかひとマインドマップ

かもめ地域創生研究所
理事
樫野孝人のブログ

先日、グリーンピア三木の売却が発表されました。

このグリーンピア。
もともとは旧年金福祉事業団(年金資金運用資金)が
全国13か所に1953億円かけて
年金加入者の余暇利用のために造り、失敗し、
48億円で各地に売却したものです。

そのうちのひとつ、グリーンピア三木を
兵庫県は9億円で買い、10年間民間委託して経営してきました。

それを今回、11億8000万円で延田グループに売却することになりました。
郷ひろみさんのCMでお馴染みのパチンコ・スロット・ゴルフ場などを
手掛けるエンタテインメント企業です。

構想では、140億円を新たに投資して
ホテルや温泉、新集客施設も造り、年間200万人の
お客様を呼び込むとか。

その10%のお客様でも神鉄粟生線に乗ってもらえれば
赤字で苦しむ経営のプラスになるのですが。

再オープンは平成30年。
周辺自治体が連携し、今から鉄道利用のプランを練り、
周辺整備や雇用促進を図り、
この売却が一石二鳥にも三鳥にもなるように
準備をしていきたいものです。