有害獣捕獲活動に同行してきました | 笠間市地域おこし協力隊ブログ

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笠間市の地域おこし協力隊による活動記録です。

皆さんこんにちは。
協力隊の秋元です。

笠間市は、イノシシによる農産物の被害金額が茨城県トップなのです(県データより)。
その対策もあり、市内猟友会の方々により鳥獣被害対策実施隊を編成、
イノシシなど有害鳥獣の捕獲活動を定期的に行っています。

今回、特別にその活動に立ち会わせていただきました。

段取りとしては、朝早くから実施隊の方々が市内に散り、イノシシの痕跡を探します。
その情報をもとに居場所をしぼり、主な抜け道(けもの道)それぞれにハンターを配置、
逃げ道をふさいだ上で猟犬で追い詰めます。

ただ、イノシシも必死で逃げまわる上に、包囲する範囲も山一つと広く、
じっと捕獲の連絡を待つ時間が多く、忍耐力を要します。

ハンターの配置図

幸いなことに、当日は午後になって1頭、午前中のワナでかかった1頭とあわせて2頭を捕獲。

実施隊の皆さん

捕獲したイノシシはスプレーで番号を記し、サイズや体重を記録した上で適切に処分します。
私にとっては今回、初めて本物のイノシシを見る機会ともなり、貴重な体験でした。