かさまぁとわ

茨城県笠間市の地域おこし協力隊による日誌


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皆さんこんにちは。協力隊の橋本です。


スキーシーズンに志賀高原でアルバイトをしていた時、休みに山を下り、小布施町の岩松院という寺に天井画を見に行ったことがあります。葛飾北斎晩年の作“八方睨みの鳳凰”。寒さの中、背中に冷たさを感じながら、寝転がって迫力ある天井を見つめたことを覚えています。


ここ笠間市にも天井画のあるお寺があることを知り、早速訪問しました。

お寺の名前は林照寺。歴史と文化・陶器の町かさまは、ともすると渋くて重厚な色調のイメージがありますが、林照寺本堂の天井画はとても色鮮やか。ポップでアートな印象でした。


住職の林様のお話によれば、天井画は2001年の完成で比較的新しいものですが、そこにある天井画誕生のエピソードは、深く印象に残るものでした。少し長くなりますが紹介させて頂きます。


茅葺屋根の天井は隙間からの埃も多く、住職の足袋の裏はいつも汚れていたそうです。ある年天井を張り替えようとした時のこと、たまたま訪れたお坊様に、この天井をどうするのか聞かれました。張り替えること以外、住職には何も特別な考えはありませんでした。それを聞いたお坊様は、天井に画を描かせてくれないかと申し出ました。絵心はあるもののプロの画家ではありません。しかしながら、ご縁を感じた住職は、その申し出を受けることにしました。天井画はなかなか出来上がらず、4年の歳月が経過。一度お願いした以上は待つことに決め、その間住職は日々のお務めを、ブルーシートの天井の下で行っていたそうです。お坊様には意識不明でずっと寝たきりになっていた息子さんが居ましたが、画が描き終わったその時、息子さんは目を開けたそうです。お坊様は既に他界されましたが、息子さんは今でもご健在とのこと。お坊様の願いは届き、叶えられたのですね。


見上げた天井、中央には二河白道という浄土真宗の教え、その周りには薬草になる植物が描かれています。天井画誕生のエピソードを聞いてから、素朴な画からより多くの温かさと親しみを感じました。


笠間市へお越しの際は、ぜひ林照寺に足を運んでみてください。










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皆さんこんにちは。協力隊の橋本です。



笠間市の昔話に、村人がきゅうりを作ってはならないという掟を破って罰が当たった話があります。最終的に市野谷地区の天王様にお参りして静まったというお話です。



そんな話があることを所属課で話したら、江戸時代の武士はきゅうりを食べてはいけなかったと聞いてびっくり。何故だか分かりますか?



理由は諸説ありますが、そのひとつに、きゅうりの輪切りが、徳川家のご紋“三つ葉葵”にそっくりだからとのこと。特に徳川家の武士は食卓にきゅうりが出されるものならば、打ち首や切腹もしなければならなかったとも伝えられています。


その晩、早速きゅうりを買って帰り実験。しかし現在の種の少ない細いものだと、模様が今ひとつはっきりしません。太いのでなきゃ駄目といわれ、後日直径5センチのものを買ってきてバッサリ。確かに似ているかも...





ちなみに笠間市の宍戸地区は、江戸時代宍戸藩松平家が治めていたため、家紋には葵のご紋が使用され、それをもとにして宍戸地区の学校の校章はデザインされていると伺いました。

(左から宍戸松平家、宍戸小学校、友部高校)




たかが“きゅうり”。されどそこにも歴史ありですね。









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皆さんこんにちは。
協力隊の秋元です。

笠間市は、イノシシによる農産物の被害金額が茨城県トップなのです(県データより)。
その対策もあり、市内猟友会の方々により鳥獣被害対策実施隊を編成、
イノシシなど有害鳥獣の捕獲活動を定期的に行っています。

今回、特別にその活動に立ち会わせていただきました。

段取りとしては、朝早くから実施隊の方々が市内に散り、イノシシの痕跡を探します。
その情報をもとに居場所をしぼり、主な抜け道(けもの道)それぞれにハンターを配置、
逃げ道をふさいだ上で猟犬で追い詰めます。

ただ、イノシシも必死で逃げまわる上に、包囲する範囲も山一つと広く、
じっと捕獲の連絡を待つ時間が多く、忍耐力を要します。

ハンターの配置図

幸いなことに、当日は午後になって1頭、午前中のワナでかかった1頭とあわせて2頭を捕獲。

実施隊の皆さん

捕獲したイノシシはスプレーで番号を記し、サイズや体重を記録した上で適切に処分します。
私にとっては今回、初めて本物のイノシシを見る機会ともなり、貴重な体験でした。
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