病院の都合と患者の命 … 《DOCTORS-最強の名医 & 医学生の質問より⑥》 | 一生一緒に過ごす自分と仲良く…って大切だね♪

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幸せの秘訣は“自分流”☆ミ
 50年の患者人生を活かしながら、100の病気と共に、波乱万丈をシブトク生き続けて学んだ命の育み方&自分づくり…コロナ禍を自分らしく生きるヒントと共に綴ります♪

【絶望と原動力…】


2018年がスタートして早くも1週間…
月日が経つのは早いですね。 

お正月はみなさんどのように過ごされましたか?

 

私はお正月の間、どうしても取り組みたいことがあり
予定を立てていましたが
お正月休みに入った途端に電池が切れ

ほぼ寝正月… 汗 

 

以前であれば

悔やんで悔やんで自分を責めていましたが

今では、体の声が求めるままに… 

そして心の声に寄り添うことができるようになり

楽になりましたクローバー

 

とはいえ、予定どおりに進まないことへの焦りがあり

その声にもひたすら寄り添う…というお正月休みでした。

この話に関連して…

 

今回は、医学生の質問&感想でいただいた
「絶望した時に、その考えから抜け出すことができた理由」

「様々な活動を行ってこれた原動力は?」

 

ということについて
新春スペシャルドラマ 『DOCTORS ~最強の名医 ~』での
話を交えながら綴らせていただきます。

沢村一樹さんが演じるスゴ腕外科医の相良先生が

3年ぶりに復活…というスペシャルでのお話。

子供の生体肝移植を希望する両親に対し

「ご希望が叶うよう調整します」と伝えた相良先生。
    (こんなことをいわれてみた~いあせる

 

高嶋政伸さん演じる新病院長の森山先生は
はじめ手術することを了承したものの
経営コンサルタントの入れ知恵で一変…


それはまぎれもなく病院の事情。

いえ、病院というより院長の事情…。

 

その事情とは…


子供は、他の病院から転院をして
相良先生の手術を希望していました。

今の主治医に不信感を抱いている訳ですが
その病院の院長が、病院長会の会長。

 

病院長会の会合で
森山先生をバカにしたようなあつかいをうけたこともあり

はじめは、「あの病院から患者を奪うことができるなら」

そういっていたのですが

 

経営コンサルタントに

「角が立つのでは?」

「ここは、上手に立ちまわる必要が…」
「ケンカをうっても何の得にもならない」

そんなことを言われ

森山院長は、手術の許可はできないと言い出しました。

 

本当におかしな話です。

患者には関係のない話であり

まさに病院の事情です。

 

そもそも医療とは何なのか…

 

そう言いたいことを、私は何度も体験しています。

 

 

病院の事情や医師の事情。

 

とはいえ事情はあるでしょう。

しかし、患者の命はどうなっているのでしょうか…

命…という話をすると

「死ぬわけではないから…」

そうおっしゃる何人もの医師に出会いました。

 

人の生き死にだけが命ではないと私は思います。

 

しかし病院では、そうではない…と感じることもあれば

命に優先順位がある…

ということも体験していますが

長くなるのでこの話はまた…。

 

いずれにしても

患者には関係のない病院の事情や

医師の事情により、患者が振り回されたり

患者の命に影響があってはならない。

 

私はそう思いますが、あなたはどう思いますか?

私が、ど~っぷり患者だった頃には

そんな意見を伝えることはできませんでした。

 

「患者として医療者、医療制度への不満と将来の希望は?」

 

というご質問もいただいていますが

まさにそこです。 (どこ?…という声も聞こえそうですが…)

 

患者として様々な体験している45年です。
 

病院の対応、医師の対応に苦しんだ、いえ

苦しめられたこともあります。

言いたいことが言えないまま

理不尽な対応にも耐え

病気が悪化したこともあれば

死にかけたこともあります。

 

おかしいことをおかしいと言えず

自分の希望を伝えられなかったり

自分の本当の想いを伝えられなかったり…

 

このまま死んでも死にきれない…

そう思う体験の数々

それが私の不満であり、原動力のひとつ。
そして、絶望から抜け出すことができた理由のひとつでもあります。

 

そして…その後、

医学・医療教育に携わるようになり16年。

 

医療者の方々とご一緒させていただくようになり

見えてきたこともあり、感情の変化にもつながり

 

特に医学部での学生講義では

「語りが変わってきた…」そう言われる理由が

そこにもあるように自分では感じています。

私自身のことだけではなく

他の患者さんのためにも

そして、医療者の方々のためにも…

その想いで今は活動することができています。

 

真の医療、よりよい医療のために

私の活動が少しでもお役に立つことができたなら…

そんな想いでこのブログも綴っています。

中に入ると見えてくる…ということについては

医療制度、制度の不満に関しても現在体験中です。

厚生労働省が全国に1名ずつ配置している

難病患者就職サポーターとして公務にも携わらせていただき3年。

難病制度についてはもちろん

障害者の様々な制度について

国家公務員について
その職に就かせていただく機会をいただき

見えたこと、知ったことは数知れず…

このことも今後活かしていきたいと思っています。

絶望と原動力について

長々と綴りましたが、少しは伝わったでしょうか?

 

不満と将来への希望もあわせて

続きはまた… (^_^;)

 

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