午後４時半過ぎブログを書こうとパソコン前にいたところ
携帯が鳴りました。
ずっとご無沙汰していた息子の同級生のお母様からです。
「華恋さんどこにいる？家？華恋さんの家の方からすごい
煙が出てるから心配になって。。。とにかく外に出て！」
近くの保育所にお勤めで園児を避難させる準備をして
いるのに連絡をくれました。
外に飛び出してみると田んぼを挟んで向かいの家から
火柱があがっていました。
実家の母に知らせ、ただ茫然と立ち尽くすだけでした。
初めて間近に見る光景。怖くて怖くて
震災の時よりも足がガクガクと震えました。
父は長靴を履いてそのお宅の近くまで行っていました。
父は元消防団経験者。
自分は心臓が悪いから若い人に山の方にある農業用水の
溜池を抜いて水を用水路に流してと指示してました。
消防車が到着し消火栓をあけて水をかけ
用水路からも水をかけました。
近くの病院や老人ホームの職員さんも心配して
上着も着ないで駆けつけてくれました。
ある方は、携帯電話も持たずに・・・
顔見知りの方でしたから、我家の電話で病院に
連絡して職員さんと救急車を呼んでくれました。
職員さん達が近隣の方にも知らせて避難させて
くれました。
本当にありがたかったです。
お家の方は無事だったようです。
小さいころから顔なじみのお婆ちゃんが無事でよかった。
腹が立ったのは警察の方が到着しても狭い道路に
車で見に来たヤジ馬です。それも道路の真ん中に停めて
見に行きました。
バカじゃないの！！
緊急車両が通れないじゃない！！
ウチの目の前の道路は車がすれ違うのがやっと
本当に腹が立ちました。
少し離れたところに住んでいる顔なじみの方々も
遠くに車を停めて心配して訪ねてきてくれました。
震災の時、私は近くのショッピングセンターまで娘を
探しに行く時も自転車で向かいました。
普段はもちろん車で行くところです。
緊急事態の時こそ個々の判断が大切だと思います。
そういう私も今日はただ驚いて立ち尽くすだけ・・・
できた事は集まってきてくれた方に車に常備してある
マスクを配ることだけでした。
煙がすごくて今も喉が痛いです。
心配してきて下さった方
本当にありがとうございました。
明日は娘の卒業式です。このショックから
立ち直れるでしょうか・・・
