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読了!!!!!
面白すぎてどこからどう書こうかなーっていう感じなのですが、読書好きな男性がまわりにいればプレゼントしたら絶ーーーー対に喜ばれる1冊です。
マジで面白すぎます。

私は中学生の頃、歴史とか全然年号とか覚えたりとか何処が楽しいんだろこの教科?と思っていたのですが、よく、男性は漫画とかで歴史を読むと面白いから好きになるとか聞きますが、私は漫画って子供のときも今も読んだことないので、(右に進むか下かとか読み方分からないです)私の場合は大人になってからNHK大河ドラマ見るようになって、歴史は、日本の歴史が大好きになりました。
特に好きなのは戦国時代です。そんでもって私は、「髪の毛長いですねー、切らないんですか?」って聞かれると、「大河ドラマのお姫様役に憧れてて、お着物着て自分の髪で髪の毛を後ろで一本で結わきたいので、いつか大河のオファーが来た時のために切れないんです」と冗談を言うくらい好きになって、あっ、町娘じゃダメで、細川ガラシャ役もダメです。ガラシャみたいな生き方(キリシタンになる)でなく、ちゃんと和の役の人でお姫様が希望です。髪型が姫のが好きなんです(笑)そして、大河に出たいくらい日本の歴史がかっこいいーなーって好きなんです。

そんなわけで歴史を知るのは面白いなーなんて思っていたところに、実は、この歴史家の倉山先生は、上念塾経済セミナーへ私がはじめて参加させて頂いた時のゲスト講師でいらしてて、倉山先生の話が上念さんに負けないくらい面白かったんです。というか、はじめての上念塾がお二人が講師の回からだったので、もうその衝撃というのは凄かったです。どんどん吸い込まれるその内容や語り(早口です、ので普通の講演の2倍のボリュームを聞けて、お得感)にめちゃ勉強になりましたし、私も仕事でトークショーなどよくさせて頂いていますのでトークの勉強にもなっちゃいました。

さて、この嘘だらけの日米近現代史、歴史はいいようにというより、もうなんかテキトーに歪曲されているものが殆どなんだなー、と感じました。よく、話をしてしていると、人によって、話を盛って言う人がいたり、事実を変えては話す人がいたりするじゃないですか、学校で教わった歴史なんてホント、そんなレベルでして、事実なのに教科書では端折らなくてはいけなかったり(他国を刺激する内容は省くんだと思います)しかし私も学校の歴史授業はあんまり頭に入っていなくて丁度よかったんだなーと思いましたが、私も息子がいるので子供たちにはしっかり学校の勉強頑張ってもらいたいので、この間違えたままの教科書の中身というか、ちょっとなんでもかんでも日本ばかりが他国遠慮した形で書かれた内容にしてしまっている歴史はそのまま事実だと受け止めて(実際に国民はそれが真実だと思ってしまう。私みたいに授業聞いていなければ逆にオッケーですが)しまってよくないなあと思いました。

本の流れは通説(所謂教科書の中の)が先に数行書かれていて、そのあとそれに対しての間違いを正して検証されていく感じに書かれています。この本は日本とアメリカの近現代史ですから、アメリカという国が出来た150年くらい、はい、全然200年も経ってもいないんです。自分たちのひいおじいちゃんひいおばあちゃんあたりのちょい上の時代からはじまったアメリカとそしてその頃からの日米についてさまざまな真相を書いた本です。まず、31ページによると

『そもそもジョージワシントンの段階で、アメリカ合衆国という国が成立していたことにしたのです。繰り返しますが、ワシントンの段階ではEUみたいなもので、今のようなアメリカ合衆国になったのはリンカーンの時代ですが、過去にさかのぼって歴史を歪曲せざるをえない事情があったのです。しばしばアメリカ合衆国は「たかだか二百年の歴史しかない国」などと揶揄されますが、それすら過大申告なのです。』

とあるように、アメリカの歴史歪曲は、例えば、南北戦争が内戦だったとみせないと、諸外国に対し、国際法違反(侵略はダメとしていたため)になってしまったり、その南北戦争も奴隷解放の戦争だったことにしちゃってるだけなんです。まあ、とにかくそんなアメリカとは、ペリー来航から本書ははじまり、仲良しだったこのアメリカと何故戦争が起きてしまったか、(分け分かんない挑発があったり、ハルノートを仕組んだのものの正体は!)そしてその戦争によって本当は一体どこの国が一番特をしていたのか、、、あーん、書きたいですが、読んでください。

そう、アメリカという日本と仲良しの国、もう読んで読んで読んでみてもらいたいです。なんてアメリカって面白い国なんだろうって思います。
はじめに、で書いてあったのですが、

『本書をとりあえず一読してください。通説、つまり、「日本人が信じている、教科書的アメリカ史」がいかに嘘にまみれているかがわかると思います。
そして3つのコアメッセージさえ理解できれば、アメリカとの関係はそう難しくありません。
その一、アメリカはバカ
その二、アメリカはヘタレ
その三、でも、やるときはやる!』

この意味はマジで読み終わると分かります。ホント、このちょっとおばかなとこが可愛く感じるくらいですよ。だからアメリカンジョークっておばかな感じで可愛いんですね。ってアメリカのことで笑っちゃっている場合じゃなかったです。私たちの知る日米の近現代史がいかに嘘だらけであるか、そして私たち日本人ってやっぱ素敵だわって心から感じるこの本は、教科書を作る人たちが外国に遠慮して話を変えちゃっている認識を正すためにも是非読んで頂きたい一冊でした。
歴史を知るって楽しいですし、大事ですね!♪