p910-2


さて、注目のプライド無差別級GP。


ヴァンダレイ・シウバは衝撃の・・・


シウバにとっては厳しい現実ですが、ミルコにとっては幸先のよいスタート。


シウバの闘いぶりはまさにファイター、敗れてもなお、感動もしました。


ミルコのミドルはタイミングも当てている場所もいいので、今回もシウバには効いていたと思います。


対戦選手にとっては、ハイキック以上に曲者だと思いますよ。


動きながらも、相手の動きを見て、冷静に、狙ってますから・・・ね。


ジョシュノゲイラはかみ合った名勝負になりました。


想像以上の攻防・・・見ごたえあり。


決勝はジョシュとミルコ・・・


結局、


優勝はミルコ・クロコップ


p910-6

いや~、強かった・・・・


まさに、一人舞台・・・


誕生日に王者になるなんて、なんとも劇的ですが、本人の記憶にも強く残るでしょうね、お誕生日に、そして、初の王者、おめでとうございます。


今回は動きも素晴らしかった、顔つきや体重をみても練習量を積んだのがわかります。


西島洋介選手は、今は耐えて練習、経験・・・


願わくば、早く、勝利が見たいです・・・


アレキサンダーも印象的に強かったです。


アリスターアローナは、アリスターを応援していましたが、やはり、アローナは上手かった・・・


中村対中尾戦はブーイングも出ていました・・・


中村選手の想像以上に中尾選手が強く、用心してしまった感じもします・・・


両者とも国内の実力者だけに、今後の為にも海外強豪選手と経験を積んでもらいたい気がします。


あと、倒れた相手への踏みつけ、総合での技の一つとはいえ・・・躊躇なく踏みつける姿を見ていると複雑な気もします・・・それに怖い。


簡単ですが、この辺で。


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PRIDE無差別級グランプリ2006決勝戦

9月10日(日)さいたまスーパーアリーナ

12時開場 14時開始予定

<第1試合 ワンマッチ>

p910-3
×西島洋介(日本/高田道場)

1R:3分24秒(裸絞め)
エヴァンゲリスタ・サイボーグ(ブラジル/シュートボクセアカデミー)


<第2試合 無差別級グランプリ準決勝>

×ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセアカデミー)

1R:5分22秒・KO(左ハイキック)
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チームクロコップ)

p910-4

1R:ミルコは自ら歩を進めてシウバに近づく。シウバはワンツースリーフォーとパンチを回転させて打っていく。ミルコはバックステップしてこれを当てさせない。ミルコはシウバのパンチを見切ると逆にストレートを打ち込んでいく。シウバは打ち合いからタックルへいくが、ミルコは切ってグラウンドで上を取る。抱きかかえようとするシウバだが、ミルコは怒涛(どとう)の勢いで鉄槌(てっつい)を連打する。シウバは腕十字を仕掛けるが、ミルコが腕を引き抜いて立ち上がる。
再びスタンドの攻防となり、ミルコが左ストレートを決めるとシウバがダウン気味に転倒する。ミルコはすぐに近寄り、シウバのガードに入って右の鉄槌、左のストレートを見舞っていく。ロープ際でいったんブレークがかかるが、シウバの右目上部に負傷が見られ、ドクターチェックが行われる。チェックの時間が長く続く。シウバは必死に続行をアピールしている。負傷は深刻な具合なのか。「もう1度大きなダメージが見られたらストップする」といったジェスチャーがドクターから見られ、なんとか試合再開となる。
リング中央でシウバのガードポジションからリスタート。オープンガードのシウバは焦りからか遮二無二フックを繰り出しミルコの頭部をたたいていく。ミルコは下からの極めを警戒してか、不用意に手を伸ばさない。小さく鉄槌・パンチを見舞うとすぐに脇を締めてシウバに密着する。両者、このポジションでは思ったように攻められない。ブレークがかかりスタンドに戻る。レフェリーはシウバの鼻血を拭(ぬぐ)う。
シウバの右目はふさがっている。シウバの左右フックをミルコは距離を取って見切り空振りさせる。ミルコは左ミドルを入れ、シウバから距離をとって立つ。それでもシウバは前へ行きミルコにフックをヒットする。ミルコは中間距離を保ち、左ハイ一閃(せん)。これで頭部を刈り取り、不倒のシウバをノックアウトした。
ミルコは厳しい表情を崩さないままリングを後に。優勝への強い決意が感じられる。シウバはダメージでしばらく立ち上がれなかったが、セコンド陣の肩を借り控室へと引き上げた。


<第3試合 無差別級グランプリ準決勝>

×アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)
2R:判定(1-2)
ジョシュ・バーネット(米国/フリー)

p910-5

1R:ジョシュはフックを振るっていくが、ノゲイラは動ぜずにストレートを返す。ジョシュはジャブで探るが、ノゲイラは強烈な右ストレートでジョシュの顔面を打つ。ジョシュはパンチをストレート系の連打、あるいは右フックを繰り出しながら組みついていくが、ノゲイラはテークダウンの体勢へ持ち込まれる前に突き放す。スタンドレスリングの差し合いではお互い五分と五分。組んでいきたいジョシュだが、ノゲイラはジャブでけん制し、ジョシュが接近するとさらにジャブで突き放す。ジョシュは左ジャブから右ローキック。テークダウンしてグランドへ行きたいジョシュと、それを防ごうとするノゲイラ。ジョシュの左フックがかすり、ノゲイラはスリップ気味に倒れる。しかし、グラウンドに入ってもノゲイラは冷静だ。ジョシュの内股(また)、あるいは太ももに足を当て、ジョシュの侵入を妨げる。ジョシュは立った状態から大きなフックを振るってパスガードを仕掛ける。何とかハーフガードまでは持ち込むジョシュだが、ノゲイラは下からジョシュの片足をつかんで立ち上がり、そこから胴タ
ックルに切り替えテークダウンする。ハーフガードから足を抜き、サイドにつくノゲイラ。場内から「あー」とため息が漏れる。ジョシュは下からノゲイラの首を抱え込む。ノゲイラを押しのけ立ち上がりには失敗するが、なんとかハーフに戻すジョシュ。そこから上のノゲイラのバランスを崩し、立ち上がるのに成功する。さらにジョシュはフロントチョークにとらえるが、ノゲイラは頭を引き抜き脱出する。
スタンドに戻ったジョシュはすぐにフックで殴りかかり首相撲でノゲイラをつかまえにいく。しかし、ジョシュの息は荒く疲労が見られる。ノゲイラはジョシュのパンチをかわしてバックにつく。そこからグラウンドへ移行する。スタミナ切れに見られたジョシュだが、ノゲイラにアキレス腱(けん)固め。ノゲイラは体を回して脱出し、疲れで動きの鈍くなったジョシュにすばやくサイドポジションを取る。そこからマウントへ。ノゲイラはジョシュの左腕を固定し、パンチ・鉄槌(てっつい)を落とす。ジョシュも下から殴り返して抵抗する。ノゲイラはジョシュの右腕を取り腕十字の体勢に入る。ここで残り30秒。絶体絶命と思われたが、ジョシュはノゲイラの腕十字を跳ね返して脱出する。この攻防でやや疲れたかに見えるノゲイラに、ジョシュは鉄槌を連打していく。

2R:ジョシュの右フックをかわしてノゲイラは片足タックル。ジョシュはこらえて倒れない。タックルで粘るノゲイラだがジョシュが切り、ガブった体勢に。ノゲイラは引き込んで下となる。ジョシュはいったん立ち上がるが、再度ノゲイラのガードに入っていく。ノゲイラは下からジョシュの腕と右足をつかみ、刈り倒してテークダウン。ポジションを入れ替え上を取る。ガードポジションのジョシュ。ノゲイラは細かなパンチと鉄槌をボディーと顔面へ見舞っていく。そこから体を上に進めるとマウントポジションに。盤石のマウントポジションを持つノゲイラだが、ここでジョシュがひっくり返して上を取り返す。
立ち上がり猪木‐アリ状態となったジョシュは、上からストレート気味にパンチをヒットさせるが、ノゲイラがスキを見てバックを取る。だが、ジョシュはすぐにノゲイラを下に落として上を取り返す。立ち上がったジョシュはノゲイラの顔面を踏みつけながらパスガードし、残り時間30秒で膝十字を狙う。ノゲイラは股の間に腕を差し込んでディフェンスするが、ジョシュが攻勢のまま試合を終える。

判定は2-1でジョシュ。小差の判定で勝負をものにし、決勝へ駒を進めた。ノゲイラは判定が告げられるとジョシュの勝利をたたえ、すぐにリングを降りて控室へと引き上げた。


<第4試合 無差別級グランプリリザーブマッチ>
×セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアントップチーム)

1R:6分45秒・KO(グランドからの膝蹴り)
エメリヤーエンコ・アレキサンダー(ロシア/レッドデビル)


<第5試合 ワンマッチ>
×イ・テヒョン(韓国/チームAegis)

1R:8分08秒・TKO(セコンドタオル投入
ヒカルド・モラエス(ブラジル/ボクセタイ)


<第6試合 ワンマッチ>
中村和裕(日本/吉田道場)

3R:判定(3-0)
×中尾“KISS”芳広(日本/フリー)


-休憩-


<第7試合 ワンマッチ>
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセアカデミー)

1R:5分29秒・KO(踏みつけ)
×ザ・スネーク(チームブーン!)


<第8試合 ワンマッチ>
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)

1R:4分28秒・タップアウト
×アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデングローリー)


<第9試合 無差別級グランプリ決勝戦>
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チームクロコップ)

1R:7分32秒・TKO(パウンド)
×ジョシュ・バーネット(米国/フリー)

p910-7

1R:ジョシュは右のガードを高くして向き合う。ジャブ、右ストレートを繰り出しミルコに組みついていくがミルコが押し離す。ミルコは左ローをジャストミートしジョシュに効かせる。さらに左フックを見舞うが、ジョシュが右ローで反撃すると体勢を崩す。ミルコは左ミドルをヒットさせるが、ジョシュがその蹴り足をキャッチする。ジョシュを引き離そうとパンチを連発して見舞うミルコ。ジョシュは首相撲からのヒザで応戦。ミルコはこれを振りほどき、バランスを崩したジョシュをグラウンド戦へ持ち込む。ここでミルコの右まゆ周辺に出血が見られ、ドクターチェックが行われる。
傷は浅くグラウンドから再開。ジョシュは足を組みガードポジションを取る。ミルコはジョシュの胸に頭をつけている。下から足を上げていき、サブミッションを狙おうとするジョシュ。ミルコは脇を締めてスキを見せない。十分に注意しながら細かな鉄槌(てっつい)を送る。ジョシュもミルコの頭と手首をつかみながらミルコに強打を出させない。ミルコが上体を起こしてパンチを出そうとするが、ジョシュはすぐに頭をつかんで引き戻す。ここでミルコが立ち上がる。
緊迫した見合い。右ミドルを放つジョシュに、ミルコはジャブからアッパーへつなぐ。前へ出たジョシュをミルコはカウンターの左ストレートで打ち抜く。組みついていくジョシュだが、ミルコはボディーにヒザを入れて突き放す。ジョシュは右ストレートを出しながら組みつくが、ミルコは至近距離から左ボディー→左アッパー→左ボディーのコンビネーションを放って効かせる。崩れ落ちるようにグラウンドへ移行するジョシュ。カメの状態で体を丸めるジョシュに、ミルコは容赦なく連打で追い打ちをかける。ジョシュはグラウンドでガードを組むが力がない。必死にミルコの腕をつかんで追撃を防ぐ。ミルコは左右のストレートを連打。ジョシュはミルコの右腕にアームロックを狙うが、ミルコはすばやく引き抜く。ジョシュはガードを固め体力の回復を待っているか。ミルコは休んでいるジョシュの状態を見て取ると、上体を起こしてパンチを打ち込んでいく。ここから立ち上がり猪木‐アリ状態となったミルコは、ジョシュの足を払いながらパンチで追撃。ジョシュは右目を抑えてマットをたたき、ギブアップの意思表示をした。
ミルコはかがみ込むと歓喜の涙。“無冠の帝王”の汚名が返上された瞬間だった。


*スポーツナビ「大会詳細 」9/11・03時以降の発表。


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