なぜ”社会の窓”と言うのか? | 朝倉新哉の研究室

朝倉新哉の研究室

全ては日本を強くするために…

今は、あまり言わなくなりましたが、

ズボンのファスナーのことを、”社会の窓”と言っていました。

私も、小学生のころは

「お前、社会の窓開いてるぞ」

などと言っていました。

そのころは、なぜ”社会の窓”と言うのか、語源については、あまり考えませんでした。

あるとき、ふと

「そういえば、昔、社会の窓って言ってたなー。
 なんで社会の窓なんだ?」

と思ったので、調べてみました。

どうやら、これが語源のようです。

>>>
社会の窓とは男性が履くズボンの前部にある
ファスナー(ジッパー、チャックともいう)のことである。
これは1948年(昭和23年)~1960年(昭和35年)に
NHKラジオが放送した番組『社会の窓』からきている。
同番組は社会の内情を暴きだすという内容であった。
これが大事なものが隠された場所という解釈になり、
男性の大事な部分が隠されているズボンのファスナーを社会の窓と呼ぶようになった。
なお、トイレ以外でファスナーが閉じていない状態を社会の窓が開いているという。
>>>

http://zokugo-dict.com/12si/shakainomado.htmから引用。

ちなみに、英語でも「社会の窓が開いている」という言い方があります。

XYZ

と言うのだそうです。

これは、

Examine your zipper.

のXYZを取った言い方です。

Examine your zipper.

は、「あなたのジッパー(ファスナー、チャック)を調べてみてください」

という意味なので、

言われた人が、自分で調べてみると、ファスナーが開いていることに気づく、

というわけで、

直接「開いてますよ」と指摘するのではなく、相手に調べさせて気づかせる、

遠回しな言い方というわけです。


$国家戦略研究

↑  今回初めて知りましたが「社会の窓」という歌があるようです。
http://www.littleoslo.com/lyj/home/2013/01/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%97-%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AE%E7%AA%93-%E6%AD%8C%E8%A9%9E/より転載


「そういう語源だったのか」と思った方も、
「もともと知ってたよ」と思った方も、
クリックをお願いします。

人気ブログランキングへ