せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52993977.html
に、驚くべきことが書かれていました。
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9月16日の同じ地元の民友新聞の一面囲み記事
「原発災害復興の影」という連載に次ぎのような地元民の言葉が紹介された。
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「新しい安全な産業はないし。福島第二原発が再稼動でもすれば、活性化するのかな」。
富岡からいわき市に避難している原発作業員の大場清衛(43)=仮名=は冗談めかして言う。
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え?16日の民友新聞?
と思って、見てみると、確かに上記のように書かれていました。
佐藤福島県知事や県議会は福島県内にある原子力発電所は、
全て廃炉にしろと言っています。
しかし、事故を起こしたのは、福島第一の1~4号機であって、
5,6号機と、福島第二(1~4号機)は、そうではありません。
事故を起こしていない6つの原子炉については、
損傷の程度を調べ、修理に莫大な費用がかかったり、直すのに何十年もかかるのであれば、
廃炉もやむを得ないと思いますが、
そうでないならば、修理して使うべきだと思います。
福島第二は、地震の直後、圧力と温度が上昇して、危険な状態でしたが、
事故は免れました。
ただ、圧力と温度が上昇していたので、なんらかの損傷はあるのではないかと思います。
そこをしっかり調べて、修理にどのくらい費用と期間がかかるのかを明らかにしてから、
修理して使うか、廃炉にするかを判断すべきだと思います。
これは、第一の5号機、6号機も同じです。
地震のときは、動いていなかったのですから、
もしかしたら、第二よりも損傷が少ないかもしれません。
「福一も福二も全て廃炉だ」
などというのは、実に愚かな話です。
福島第一の5号機は78.4万キロワット、6号機は110万キロワットの出力があります。
福島第二は、1~4号機あわせて440万キロワットです。
全てあわせると、628.4万キロワットになります。
宮城県の女川原発は、あの大地震でもほとんど無傷でした。
女川原発は、1~3号機あわせて217.4万キロワットです。
福一の5,6号機、福二、女川をあわせると
845.8万キロワットになります。
これだけあれば、少なくとも東北と関東は、熱中症をかなり減らせるでしょう。
この夏も熱中症にかかった人がかなり出ました。
死者も出ました。
女川を動かすだけでも、熱中症患者をある程度は減らせるはずです。
安倍総理大臣は、福島第一を視察して、5号機、6号機の廃炉を要請しました。
これについて、せと弘幸さんはこう言っています。
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廃炉を要請した理由ですが
「事故処理に集中するために廃炉を決定して欲しい」と言うものですが、
意味がよく理解できない。
今朝の地元の民友新聞なども疑問を呈していました。
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↑
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52993977.htmlから引用。
確かに、20日の福島民友新聞には、
>5,6号機の廃炉が汚染水問題などの解決に十分な効果を挙げられるかは不透明だ。
と書かれています。
修理に莫大な費用がかかるとか、とてつもなく長期間かかるということが判明したのなら、
廃炉にすべきだと思いますが、
そのあたりについては、何も書かれていません。
熱中症にかかる人を減らすためには、冷房をもっと使えるように、電力が必要です。
それだけではありません。
安倍総理は、今後、実質2%、名目3%の経済成長を目指す、と言っています。
経済成長するためには、製造業各社が生産量を増やさなければなりません。
生産量を増やすには、電力が必要です。
総理大臣なら、国全体のことを考えて、廃炉にするか否かを判断すべきだと思います。
県知事や県議会が廃炉を求めているからといって、
安易に廃炉などと言ってほしくありません。
せと弘幸さんもこう言っています。
>このような要請はどう見ても大衆受けを狙ったパァホーマンスにしか見えない。
↑
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52993977.htmlから引用。
大震災でもほとんど無傷だった女川原発
ウィキペディアより転載
安倍総理には、”人気取り”に走らず、
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