麻生さん、”戦う覚悟” | 朝倉新哉の研究室

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麻生氏が“尖閣”問題に言及、「戦う覚悟がなければ、自分の国を守れない」―中国紙

XINHUA.JP 8月29日(木)13時3分配信

中国紙・環球時報は29日、
麻生太郎副総理兼財務相が釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題に絡み、
戦う覚悟がなければ、自分の国を守れない
と強調したと報じた。

記事によると、
麻生氏は27日の横浜での講演で、
中国公船が釣魚島(尖閣諸島)周辺海域で行う巡航と法の執行に関し、
「海自をもって尖閣を守る意思を明確に伝える。増強は避けて通れない」
と述べ、
「戦う覚悟がなければ、自分の国を守れない」
と強調した。

記事はこのほか、
外務省が27日、総額6843億円となる
2014年度予算の概算要求案を自民党外交部会に提示し、
そのうち、釣魚島(尖閣諸島)、竹島(韓国名:独島)、北方領土が
日本領であることを対外的に宣伝するための領土保全対策費として
10億円が要求された
と伝えた。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130829-00000014-xinhua-cnから引用。
(青字強調は筆者による)

$国家戦略研究








http://bokete.jp/odai/259697より転載


領土保全対策費を要求するのは、いいんですが、額が少なすぎます。

10億円って…。

少なくとも100億円はかけるべきです。

”釣魚島(尖閣諸島)、竹島(韓国名:独島)、北方領土が
 日本領であることを対外的に宣伝する”のですから、

これは、”宣伝戦”の一環ということになります。

こういう仕事をするのが、当ブログで提唱している”情報企画庁”です。

”対外的に宣伝する”

ということですから、「それって外務省の仕事じゃないの?」

と思う方もいるかもしれません。

さにあらずです。

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 外務省幹部はいまの人員体制では海外での情報収集にはおのずと限界があるという。
「日本の外務省は米国務省の4分の1、フランスの外務省と比べても半分しか職員がいない。
 総じてみれば、
 少ない人数でどう日常業務をやりくりするかで精一杯の在外公館ばかりです。」
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雑誌『WEDGE』 3月号から抜粋して引用

外務省は、日常業務、外交実務で手一杯。

それに加えて、元外交官の佐藤優さんは、こう言っています。

>対外インテリジェンスをやる人間は、
>外交の実務をやる人間とは切り離していたほうがいい

『インテリジェンス武器なき戦争』 佐藤優 手嶋龍一 幻冬舎新書 から抜粋して引用。

外務省は、外交実務に専念し、対外インテリジェンス(宣伝戦はこれに含まれる)は、

それ専門の省庁を作って行うべきなのです。

対外インテリジェンスには、情報収集、宣伝戦、謀略があります。

情報収集を担当するのが、国際情報庁で、宣伝戦、謀略を担当するのが、情報企画庁です。

宣伝戦も、国を守るためにやることで、”国を守るための戦い”なのです。

心に”戦う覚悟”を持ち、十分な予算を配分して、宣伝戦を行えば、

日本が負けることはないでしょう。

我々、国民ひとりひとりもまた、”戦う覚悟”を持ち、

できることをやれば、それは積み重なって大きな力となります。

それが

”上下欲を同じくする者は勝つ”

ということです。


領土保全対策費10億円は少なすぎる!
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