2020年のオリンピック、パラリンピックの開催地が東京に決定しました。
まずは、お祝いを述べさせていただきます。
ところで、外国メディアは、汚染水問題について、何度も質問していました。
「バカか?」
と正直、思いました。
東京に影響なんかあるわけないのに…。
写真1
http://infosecurity.jp/archives/9401より転載
転載元には、”フランスの研究者が作成した福島原発周辺の海洋放射線汚染図”
というキャプションがつけられていました。
実際に測定した結果なのか、シミュレーションなのかはわかりません。
汚染は北方に広がっていることがわかります。
写真2
http://savechild.net/archives/13837.htmlより転載
こちらは、シミュレーションです。
写真1,2どちらを見ても、放射性物質は東京へは流れていないと推定できます。
それは当然です。
日本周辺の海流を見れば、わかることです。
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/m1sake/m1k/m1kc/m1kc3.jpgより転載
このように、福島から何かが海に流出しても、黒潮があるため、
東京方面へは流れていかないわけです。
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海底のくぼみに高濃度セシウム 福島第一原発沖で発見
【木村俊介】
東京電力福島第一原発の事故で漏れ出た放射性セシウムが
海底で局所的にたまっていることがわかった。
東京大などのチームが7日、発表した。
福島第一原発周辺の海底の放射性物質の分布状況を明らかにしたのは初めて。
研究チームによると、事故直後の2011年4、5月に
高濃度の汚染水が流れ出たものが、海底のくぼんだ場所にたまったとみられる。
今回問題になっている、汚染水の海への流出とは直接関係ないという。
東京大と海上技術安全研究所などのチームは、海底のガンマ線を測る計測装置を開発。
船から計測装置を下ろし、継続的に原発周辺の海底の放射性物質の分布を調べた。
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http://www.asahi.com/national/update/0808/TKY201308070567.htmlから引用。
(青字強調は筆者による)
写真2を見ると、広範囲に広がっているように見えますが、
実際に測定してみると、
放射性物質は、海底のくぼみにたまっていることがわかってきたのです。
今、流出している汚染水に含まれている放射性物質も、いずれ海底に沈んでいく
可能性が高いです。
それは、下のグラフからも言えることです。
http://ogurock.blog.fc2.com/blog-entry-93.htmlより転載
今、流出している放射性物質も、今は海面付近や海中に漂っているでしょうが、
いずれ海底に沈んでいくと考えられます。
(いずれ海底に沈むから何もしなくていいというわけではありませんが)
それに、そもそも東京の水道水は利根川水系など川の水を使っており、
海水は全く関係ありません。
海産物にしても、福島近海では、漁は行われておらず、
汚染された魚介類が出回ることはありえないのです。
空気中の放射性物質にしても、
http://new.atmc.jp/pref.cgi?p=07#p=076565f24dc36a0352
で、東京の放射線量が掲載されていますが、問題にならない線量です。
福島県いわき市の線量も掲載されていますが、
地元メディアが発表している数値、私が線量計で測った数値とそう違わない値なので、
東京の線量も信頼してよい値でしょう。
以上のことから、
福一から汚染水が海に流出しても、東京には、何の影響もないと考えられます。
外国メディアは、なぜあんなに問題視するのか、さっぱりわかりません。
放射性物質よりも問題なのは、地震です。
首都直下地震や東海・東南海・南海地震が、今後7年以内に起こる可能性は十分あります。
放射能より地震の心配しろよ、
と外国メディアには言いたいです。
オリンピック、パラリンピックを安全に行うためにも、
公共事業費を増やして、国土強靭化を進めなければなりません。
オリンピック、パラリンピックを無事に開催するために、
公共事業悪玉論を払拭し、国土強靭化を進めよ!
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