http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11434403447.html#main
から抜粋しての引用です。
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森木亮先生(三十年間、予想を外し続けた男!)は、1983年の時点で、
「財政崩壊-せまりくる昭和60年の複合危機」(産能大)を出版しています。
同書の冒頭から引用いたしますが、
「第二の理由は、ますます増え続ける国債発行残高だ。
五十八年度予算については、
各種の特別会計の積立金を崩すことによって税外収入をふやし、
国債の発行を表面的に減らそうとした。
しかし、これは財政内容の悪化をもたらす。
その意味で二六・五%(五十八年度)という国債依存度は
一時しのぎのまやかしの数字で、
財政の実態が悪化していることを隠すための粉飾予算に過ぎない。
歳入欠陥五十兆円は隠れ国債であり、「国債百五十兆円」の到来も近い。
まさに財政羅針儀の再構築にせまられている。
(「財政崩壊-せまりくる昭和60年の複合危機」P1より)
と書いています。
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まるで
”国債残高が150兆円を超えたら破綻だ”
と言わんばかりですね。
しかし、今、国債残高(”国の借金”)は、150兆円の”大台”を遥かに超えて、
1000兆円ぐらいになっています。
それでも破綻などしていません。
破綻しているのは、日本の財政や日本という国家ではなく、
財政破綻論、日本破綻論のほうです。
「破綻する破綻する」と言っている連中の論拠のほうが破綻しているのです。
池上彰さんが説明しているように、
国債には、金利を調節する機能があるのです。
そういう意味でも、個人や企業がする借金とは本質的にちがうのです。
http://philnews.seesaa.net/upload/detail/image/Government20Debt20G720comparison-thumbnail2.jpg.htmlより転載(クリックすると拡大できます)
上のグラフは、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、イギリス、アメリカの
政府の負債(いわゆる”国の借金”)の額を1989年を100として指数化したものです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
横ばいなのは、カナダだけで、それ以外の国は、上昇傾向にあります。
国債による金利調節は、どこの国でもやっています。
経済の規模が大きくなれば、
それにともなって金利調節のための国債もたくさん必要になるのは当然でしょう。
だから、大体の国において、政府負債が増えていっているわけです。
日本だけが突出して増えているわけではありません。
そもそも、自国通貨建て国債がどれだけ巨額であろうと、
その国が破綻するかどうかには関係ありません。
(インフレが相当ひどい場合を除いては)
ある国が破綻するかどうかに、最も関係があるのは、経常収支です。
上のグラフは、1980年から2012年までの
日本、ドイツ、アメリカ、イギリス、フランス、イタリアの
経常収支のグラフです。
アメリカがひどい経常赤字であることが一目瞭然です。
そして、日本、ドイツがかなりの黒字、
その他の国が黒字か赤字か微妙な線を保っている、
という感じになっています。
破綻するかどうかは、経常収支で見なければならないのです。
日本が破綻から最も遠い部類の国であることがわかると思います。
もうひとつの破綻するかどうかの指標といえる
対外純資産において、日本は今年で、21年連続世界一です。
http://blogs.yahoo.co.jp/mori152329/29097593.htmlより転載
繰り返しますが、自国通貨建て国債の額は、破綻するかどうかの指標ではないのです。
「日本は破綻する」
などと言っている人間は、バカか工作員のどちらかだと言っても過言ではないでしょう。
日本が真っ当な経済政策をやっている限り破綻などありえないのです。
その真っ当な経済政策を実行しようとしている安倍内閣が、
いよいよ本格的に始動します。
2013年は、日本復活の年にしなければいけません。
政治家に頼るのではなく、我々自身が安倍内閣を支えていくのです。
国民全員がスクラムを組んで、危機を突破するのです。
参院選で自民党が多数を取れば、
憲法改正、自衛隊の国防軍化、そして核武装も視野に入ってきます。
マスコミの世論操作に惑わされず、自民党を勝たせれば、
経済は悪化せず、軍事力も強化され、
屈辱の村山談話も撤回できるのです。
それではみなさん、よいお年を!
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