http://japanese.china.org.cn/culture/2012-02/24/content_24720356.htm
からの引用です。
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日本の「宇宙エレベーター」計画 2050年には実現か?
シンガポール紙・聯合早報によれば、
「エレベーターで直接宇宙へ」も絵空事ではなくなるかもしれない。
日本の大手ゼネコン・大林組が最近発表した「宇宙エレベーター」計画では、
2050年にはスペースシャトルではなく、エレベーターに乗るだけで宇宙に行く夢が叶うという。
大林組が建設しようとしている宇宙エレベーターは一般的な鋼鉄製ではなく、
鋼鉄の20倍の強さを持つカーボンナノチューブ (carbon nanotubes)で作られる。
宇宙エレベーターは30人乗りで、1週間で高度3万6000キロの宇宙ステーションに到着する。
大林組が設計した宇宙エレベーターのケーブル全長は、
地球から月までの4分の1、つまり約9万6000キロ。
ケーブルを地表の一定の場所に固定し、地球が自転する遠心力を利用して発射、
もう一方のケーブルにバランスを取るための重りが下がっている。
エレベーターケーブルの中間地点に宇宙ステーションが設けられ、
ステーション内部には実験施設や居住スペースが建設される予定だ。
エレベーターは時速200キロで上下し、片道7.5日間を必要とする。
宇宙ステーションの周辺施設は太陽光発電を利用しし、発電施設からは地上への送電も可能になる。
大林組によれば、現在、低コストで大規模なカーボンナノチューブの生産に取り組んでおり、
世界各地の関連機関と提携して世界で始めての「宇宙エレベーター」の建設を行っていきたいという。
だが、専門家によれば、目下、カーボンナノチューブはミリメートル単位で生産されている製品で、
実用までは長い道のりは必要だと懸念する。
3万キロ以上の宇宙エレベーターの建設には巨額な資金が必要だ。
また、万一「宇宙エレベーター」に重大な事故が発生し、
崩壊することがあれば、宇宙でも地上でもその被害は想像を絶する。
こうした難しい問題を考えると短期間での着工は難しいという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月24日
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こちらの動画では、1兆2000億円で造れると言っていますが…。
本当に1兆2000億円でできるなら、資金の問題は解決したも同然です。
日本はデフレギャップが20~30兆円といわれています。
(もっと多いという説もあります)
デフレを終わらせ、ゆるやかなインフレへもっていくためには、
デフレギャップぎりぎりの金額では、だめなのです。
ギャップが埋まるだけで、インフレにはなりません。
インフレといっても、2~4%程度のゆるやかなインフレに誘導するのであって、
昔の”狂乱物価”と言われたような急激なものではありません。
物価上昇率2~4%程度のゆるやかなインフレを”適温状態”と呼び、
その状態を維持することが経済政策の根幹であるべきなのです。
それが当ブログで以前に提唱した”適温維持政策”です。
物価上昇率が4%を超えそうになったら、”冷水”を浴びせればいいのです。
その”冷水”にあたるのが、金融引き締めであり、緊縮財政(政府支出の削減)であり、
増税なのです。
デフレギャップを埋めるだけで、20~30兆円。
適温状態にもっていくためには、もっと使わなければならない。
というわけで、日本経済を健全化するためには、相当な額を使わなければならないでしょう。
国土強靭化だけでは足りないのではないかと思うのです。
ですから、防災以外のお金の使い道として宇宙開発を推しているのです。
もちろん防衛にも使うべきです。
防災、防衛に使っても、まだ適温状態にならない場合は、宇宙開発に使いましょう、
というのが当ブログの主張です。
1兆2000億ぐらい余計に使っても、制御不能なインフレになることなどありえない
のではないかと思うのです。
それは”感覚的にそう思う”だけで、明確な根拠はありませんが…。
とにかく、行き過ぎたインフレにならない範囲でお金を使わないと、
デフレからは脱却できませんし、
税収も増えません。
日本主導で宇宙エレベーター建設を!
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