http://news.ameba.jp/20120426-572/
からの引用です。
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レアメタル紛争よ、さらば...
豊富な宇宙資源から確保すればいいじゃないかとビッグな新事業を立ち上げ!
4月26日15時00分
もう中国に悩まされなくってもいい?
レアメタル(希少金属)は、その名の通りに希少でレアであるがゆえに
産出国による不当な輸出規制などが問題を煽ってきましたけど、
そんな現在の状況を夢ある形で打破すべく、
IT業界の名だたる億万長者や元NASAの研究者・宇宙飛行士などが力を結集して立ち上げた
Planetary Resources Inc.が、海外では大きな反響を集めているようですよ。
そもそも欧州からアメリカ大陸というフロンティアへの進出には、
希少な資源を求めるゴールドラッシュなどのパワーがあったという紹介で、
次なる宇宙というフロンティアへの資源採掘という形で進出を決意して創設されたという
Planetary Resources Inc.は、
地球の付近を通過する小惑星を最新宇宙船でキャッチして、
数々のレアメタルなどの採集を実施するとのコンセプトが、
なんだかSFの世界を現実にしたようで話題になっていますね。
とはいえ、Planetary Resources Inc.のビジョンは、絵に描いた餅なんかではなく、
すでに2年以内に最初の探査衛星となる「Arkyd-100」を打ち上げ、
今後10年で「Arkyd-300」による小惑星からの資源採掘事業を軌道に乗せてみせると発表されていますよ。
こういうデッカイ夢があるのもアメリカらしくていいのかもしれませんよね~
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>地球の付近を通過する小惑星を最新宇宙船でキャッチ
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これは思いつきませんでした。
しかし、5月2日の記事『資源を自在に作り出せる? 夢のような技術』で紹介した
”デンドリマー”のほうがコストが安いような気がしますが…。
火星と木星の間に、小惑星帯があります。
http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/asteroid_belt.htmlより転載
私は以前、この小惑星帯から、資源を含んだ小惑星を地球近傍までもってくるのは、どうか?
と考えたことがあります。
日本の「はやぶさ」は、小惑星帯まで行って、ごく微量ですが、小惑星のかけらを持ち帰りました。
これをもっと発展させて、小惑星そのものを持ち帰ることができるよう、
技術開発を進めるべきです。
地球の付近を通過する小惑星をキャッチするといっても、
その小惑星に有用な資源が含まれているかどうかは、わかりません。
それよりは、小惑星帯から小惑星を持ち帰るほうがいいような気がします。
”持ち帰り”のためには、
小惑星帯まで行って、どの小惑星にどんな資源がどのくらいの量含まれているのか
調査する必要があります。
そのうえで、持ち帰る小惑星を決めます。
”小惑星持ち帰り”が必要になるのは、スペースコロニーや月面基地を建設するような場合だと
思います。
地球上で必要なレアメタルならば、”デンドリマー”で十分だと思います。
リサイクルも進んでいますし、代替材料の開発も進んでいますから、
アメリカの試みは、徒労に終わる可能性もあります。
人類はいずれ、宇宙に住むようになります。
それを考えると、「はやぶさ」の実績は非常に大きいと思います。
小惑星帯まで行って、ほんのわずかでも”持ち帰り”に成功したのですから。
この実績は、人類が宇宙に住む”宇宙世紀”を切り開く第1歩になるものです。
以前の記事のタイトルに、
『宇宙世紀は日本の世紀』とつけたのは、決して大げさではありません。
そうなる可能性が十分ある、と思ったからこそつけたのです。
宇宙時代を切り開くのは日本だ!
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