ジュニアエラという雑誌があります。
その中に、『尖閣諸島ってどんな島?』という記事があります。
”日本と中国がともに領有権を主張している”と書いてあります。
これは客観的な書き方のように見えますが、巧妙な印象操作です。
この書き方だと、
誰のものでもない島を、日中両国が互いに領有権を主張しあっている、
と受け取れます。
島は誰のものでもない。
日本と中国が領有権を主張しあっている。
日本が主張を引っ込めれば、無用な争いはなくなる。
読者がそのように思うように誘導していると思われます。
記事を書いている人物(朝日新聞国際報道部の富名腰隆と書いてあります)は、
一見客観的に見える書き方をすることによって、
小さな島にこだわって、隣国と無用な争いを起こしている日本が悪い、
という印象を与えようとしているのではないかと思います。
しかも、それは子供が対象なのです。
「日本が主張を引っ込めれば争いはなくなるのに」
と子供に思わせることが目的ではないかと思います。
極めて悪質な印象操作、心理工作です。
そのように穿った見方をするのは、理由があります。
このジュニアエラは、名前からわかるように、AERAの子供版という位置づけです。
どちらも朝日新聞出版が発行しています。
この記事を書いているのも、朝日新聞の人間です。
ジュニアエラの執筆者の中には、あの姜尚中もいます。
http://chikuski.com/?eid=823より転載
この男は、東アジア共同体を作れ、とか、その中心はソウルにしろ、とか、
日本の外交は、日米関係ではなく日韓関係を外交の基軸にしろ、などと寝言を言っています。
竹島問題については、こう言っています。
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「独島は韓国が実効支配してるじゃないか。
だから日本は戦争をしない限り、独島を実効支配することは不可能です。
日本が竹島だと主張しても、放っておいてかまいません。
私達が我々の領土を実効支配しているからね」
「日本から独島問題をめぐる妄言が出てきても、
韓国は実効的支配をしているため感情的に対応する必要はない」
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↑
ウィキペディアより
拉致問題については、こう言っています。
>>>
「日本が拉致問題を理由に北朝鮮を支援しない態度でいれば、
国際社会から孤立してしまうので経済支援をするべきである」
「北朝鮮核問題や拉致問題を取り上げて北朝鮮を批判する日本の世論を変えねばならない。
在日同胞たちが過去に日本に連れて来られたことに対しては何も言わず、
冷戦時代の拉致ばかり話すというのは矛盾したことだ。
私は横に横田夫妻(横田滋、横田早紀江)がいても、これを言うことができる」と、
日本社会の対北朝鮮世論を批判した。
>>>
↑
ウィキペディアより
>在日同胞たちが過去に日本に連れて来られた
朝鮮人たちは、自分の意思で日本に来たのです。
日本が朝鮮人を強制連行したなどというのは、大ウソです。
当ブログの『戦前日本の大前提 人口過剰問題』という記事で述べたように、
日本は人口が多すぎたのです。
人口が多すぎて、人が余っているからこそ、国策として移民を送り出していたのです。
移民を送り出すことで、適正な人口にしようとしているのに、
わざわざ朝鮮半島から強制的に人を連れてくる必要は全くありません。
このように、姜尚中というのは、札付きの反日野郎です。
こんな人間を執筆者に迎えているのですから、まともな雑誌とは思えません。
そしてこれです。
↓
この書き方だと、中国漁船と巡視船が衝突したのが事故であるかのような印象を与えます。
中国漁船は巡視船に体当たりしてきたのです。
中国漁船が一方的に悪いのです。
記事本文の中には、
>>>
魚釣島を探検した福岡県の古賀辰四郎氏が、
1895(明治28)年、開拓許可を日本政府に申請。
政府は尖閣諸島にどの国の支配も及んでいないことを確認し、沖縄県に組み入れた。
>>>
とあります。
これも、
「誰のものでもない島を勝手に日本領にした」
「そういうことをする日本政府は悪い」
と子供に思わせようという意図をもった書き方だと思います。
>>>
中国の主張は
「尖閣諸島は昔から台湾に属しており、15世紀の文献にもすでに記録がある」
というものだ
>>>
これだと、日本が領土に組み入れたのが、明治時代、
中国の主張が正しいなら、台湾に属していたのが15世紀。
中国のほうが古い、ということになります。
中国の主張を取り上げて、客観的に書いている体裁を取りながら、
「ほんとは中国のものだ」
という印象を子供にもたせようという書き方です。
>日本の領土問題はほかにもある。
とも書いてあります。
これもおかしいのです。
日本政府の公式見解は
「この領域に領有権問題は存在しない」というものです。
これに対して、中国政府や台湾政府が「領有権問題が存在する」と主張しているのです。
日本の領土に対して、中国や台湾が難クセをつけているに過ぎないのです。
尖閣問題を領土問題だ、と言うということ自体が中国目線の言い方なのです。
尖閣は領土問題ではありません。
明らかに日本の領土なのに、(主に中国が)難クセをつけてきているだけです。
記事の結論は、
>アジア地域のさらなる発展のためにも、領土問題の進展が急がれる。
というものです。
尖閣は領土問題ではないのに、領土問題にしてしまっています。
この雑誌の表紙にはこんなことが書いてあります。
↓
”受験に役立つ”というのは、親に対する殺し文句ではないかと思います。
親がこの雑誌を子供に買い与え、「これ読んで勉強しなさい」と言ったり、
親が子供に読み聞かせたりすることを狙っていると思われます。
親子ともどもマインドコントロールしてしまおうという魂胆でしょう。
極めて悪質です。
これに対抗するには、”こちら”も雑誌を出すのがいいと思います。
三橋貴明さんや中野剛志さん、田母神俊雄さん、藤井聡さん、廣宮孝信さん
といった方々に執筆していただくか、
あるいは、
子供向けにわかりやすく書いた記事を上記の方々に監修していただく、
という形がよいと思います。
子供向けだけでなく、大人向けも必要です。
週刊エコノミストなどの雑誌が、間違った経済常識の蔓延の元凶となっています。
(そのために積極財政が出来ず、いつまでたっても不況から脱出できないのです)
この現状を打破するため、正しい経済知識を周知するための雑誌が必要だと思うのです。
三橋さんや上念司さんがTVに出るようになったといっても、
まだまだ、TV、新聞は、日本を弱体化させる言論に満ち溢れています。
これに対抗するための1つの方法として、
先にあげた方々が執筆陣を務める雑誌が必要だと思うのです。
AERAやエコノミストに対抗する大人向けの雑誌、
ジュニアエラに対抗する子供向けの雑誌、
これらが出現すれば、状況改善にかなり役立つのではないでしょうか。
中国製品不買、日本製品購入促進、韓流追放、
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